OPPO Japanは、最新SIMフリースマートフォンのハイエンドモデル「R15 Pro」と、ミドルレンジモデル「R15 Neo」を日本で発売する。発表時点では、発売時期や価格は明らかになっていない。
R15 Pro
R15 Proは、6.28インチ有機ELディスプレイ(2,280×1,080ドット)を採用。画面上部にノッチを設けたスーパーフルスクリーン仕様だ。本体カラーはパープルとレッドで、本体形状には産業デザイナーのKarim Rashid氏と共同で手がけた3D曲面ガラスの「クレセントアークデザイン」を用いている。
通信は国内の3キャリア(NTTドコモ、au、SoftBank)に対応し、VoLTEも使えるDSDV仕様だ。nano SIM×2スロットを備え、うち1スロットはmicroSDカードとの排他使用となる。3,430mAhのバッテリーは、5分間の充電で2時間の通話が可能となるVOOCフラッシュチャージ。
【お詫びと訂正】初出時、「nano SIM×2枚に加えて、microSDカード×1枚を同時に装着できる3スロット構成」と記載しておりましたが、正しくは「nano SIM×2スロットを備え、うち1スロットはmicroSDカードとの排他使用」となります。ご迷惑をおかけした読者の皆様、ならびに関係各位に深くお詫び申し上げます。(2018年8月16日) |
OPPOのスマートフォンは、日本参入の第1弾となる「R11s」が2018年2月に発売された。以来、市場で国内ユーザーの声を集めてきたところ、もっとも要望が多かったのが「防水」と「FeliCa」(いわゆるおサイフケータイ)への対応だったという。そこでR15 Proでは、IPX7の防水性能と、FeliCa対応を実現した。
海外市場で「カメラ」の評価が高いOPPOのスマートフォンだが、R15 Proではカメラ機能も進化。アウトカメラは1,600万画素F1.7+2,000万画素F1.7のデュアルレンズ仕様で、明るい場所では1,600万画素F1.7レンズ、暗い場所では2,000万画素F1.7レンズを使って撮影する。
アウトカメラの撮像素子として、新たにソニー製「IMX519」を搭載した。従来と比べてセンサーサイズとピクセルサイズが大きくなり、画質面で有利になったほか、機能面ではAI撮影や3Dライティングなどを強化。AI撮影は、16種類200シーンを認識して最適な設定で撮影する機能、3Dライティングは被写体に対してさまざまな光源効果を施せる機能だ。
一方のインカメラは、ソニー製「IMX476」センサーを採用した2,000万画素。HDR撮影をサポートし、例えば逆光での自撮り・仲間撮りといった場面で、黒つぶれや白とびを押さえた撮影が可能だ。また、「AIビューティーセンサー2.0」も強化され、人物の「顔」から296カ所の情報を判別して、800万通りの美肌データから最適な効果を適用する。
- OS : ColorOS 5.1(Android 8.1をカスタマイズ)
- CPU : Snapdragon 660
- メモリ : 6GB
- ストレージ : 128GB
- 外部ストレージ : microSD(最大256GB)
- ディスプレイ : 6.28インチ有機EL(2,280×1,080ドット)
- アウトカメラ : 1,600万画素F1.7+2,000万画素F1.7
- インカメラ : 2,000万画素
- Wi-Fi : IEEE802.11ac/a/b/g/n
- FDD LTE : B1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 18 / 19 / 20 / 26 / 28
- TD LTE : B38 / 39 / 40 / 41
- WCDMA : B1 / 2 / 4 / 5 / 6 / 8 / 19
- GSM : 850 / 900 / 1800 / 1900 MHz
- おサイフケータイ : 対応
- バッテリー : 3,430mAh
- 本体サイズ : 縦156.5×横75.2×厚さ8mm
- 質量 : 約180g
- カラー : パープル、レッド
R15 Neo
R15 Neoは、6.2インチ液晶ディスプレイ(1,520×720ドット)のミドルレンジモデル。プロセッサはQualcommのSnapdragon 450で、メモリ3GB+ストレージ64GBのモデルと、メモリ4GB+ストレージ64GBモデルの2種類がある。性能とコストパフォーマンスを重視したという日本向けのSIMフリースマートフォンだ。
本体カラーはダイヤモンドブルーとダイヤモンドピンクの2色で、24層ものコーティングを施した上質な仕上がり。さりげなく直線をデザインした背面のグラデーションが目を引く。
nano SIM×2枚とmicroSD×1枚を同時に使えるの3スロット仕様も特徴のひとつ。対応する通信バンドなどは、R15 Proと同じだ。バッテリーは4,230mAhと大容量で、約14時間の動画視聴、約2日間の連続使用を掲げる。アウトカメラは1,300万画素+200万画素のデュアルカメラで、被写界深度の演算アルゴリズムによって、ポートレート写真におけるより自然な背景ボケを表現する。インカメラは800万画素で、R15 Proと同等のAIビューティーセンサー2.0もサポート。
- OS : ColorOS 5.1(Android 8.1をカスタマイズ)
- CPU : Snapdragon 450
- メモリ : 3GBまたは4GB
- ストレージ : 64GB
- 外部ストレージ : microSD(最大256GB)
- ディスプレイ : 6.2インチ液晶(1,520×720ドット)
- アウトカメラ : 1,300万画素+200万画素
- インカメラ : 800万画素
- Wi-Fi : IEEE802.11 b/g/n
- FDD LTE : B1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 18 / 19 / 20 / 26 / 28
- TD LTE : B38 / 39 / 40 / 41
- WCDMA : B1 / 2 / 4 / 5 / 6 / 8 / 19
- GSM : 850 / 900 / 1800 / 1900 MHz
- おサイフケータイ : ×
- バッテリー : 4,230mAh
- 本体サイズ : 縦156.2×横75.6×厚さ8.2mm
- 質量 : 約168g
- カラー : ダイヤモンドブルー、ダイヤモンドピンク
【お詫びと訂正】初出時、Wi-Fiの準拠規格をIEEE802.11 ac/a/b/g/nとしていましたが、メーカーから訂正発表があったため、IEEE802.11 b/g/nに変更しました。(2018年8月30日) |