7月スタートの民放連続ドラマが概ね折り返し地点を迎えた。ここまでの全話平均視聴率トップは、4話平均で12.6%をマークしている上川隆也主演の『遺留捜査』(テレビ朝日系、毎週木曜20:00~)だが、綾瀬はるか主演の『義母と娘のブルース』(TBS系、毎週火曜22:00~)が、5話平均で12.1%と猛追している(視聴率の数字は、ビデオリサーチ調べ・関東地区 ※以下同)。
2018民放夏ドラマ中間平均視聴率ランキング
『遺留捜査』(毎週水曜21:00~)は、事件現場に残された「遺留品」が持つ意味を徹底的に探り、声なき遺体が訴えたかったメッセージを代弁する刑事・糸村聡(上川)の活躍を描くもので、今作で第5シーズンに突入した人気シリーズ。マイナビニュースの夏ドラマ期待度調査でも1位だった。初回視聴率は14.7%とダントツのスタートを切り、その後も2ケタをキープしている。
一方、2位の『義母と娘のブルース』は、初回11.5%で発進してから11%台を割ることなく、直近の第5話では自己最高の13.1%をマーク。8月12日時点の全話平均で12.1%まで上昇し、『遺留捜査』に僅差で迫っている。
3位は、東山紀之主演の人気シリーズ『刑事7人』(テレ朝系、毎週水曜22:00~)。初回は11.0%で6位だったものの、その後12%台を3回記録するなど安定感を見せて3位まで浮上した。
4位は、山崎賢人主演『グッド・ドクター』(フジテレビ系、毎週木曜22:00~)で、ここまで全話で2ケタをキープ。直近の第5話で、自己最高の12.2%をマークしており、今後の推移に注目だ。フジ制作のドラマは、月9『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』もここまでの全話平均が10.6%と2ケタで、同局は久々の好調を見せている。