俳優の唐沢寿明が、日本テレビ系『24時間テレビ41ドラマスペシャル「ヒーローを作った男 石ノ森章太郎物語」』(25日21:00ごろ)に出演することが12日、明らかになった。
『サイボーグ009』『仮面ライダー』『がんばれ! ロボコン』などさまざまな名作を生み出した漫画家・石ノ森章太郎を、Sexy Zoneの中島健人が演じる同作。章太郎の人生を変え、彼の作品の礎となった姉・由恵(木村文乃)との家族愛や絆を描いていく。
若い頃、『仮面ライダー』シリーズにショッカー役として現場に入っていた唐沢。「殺陣師の方に『ライダーをやりたいか』と聞かれて、子供の頃からの憧れでしたから『やりたいです』と即答したら、そのままライダー役をやらせてもらったんです。演じたのは『ライダーマン』。本物の仮面やライダーベルトに感動しましたし、とてもうれしかったです」といい、今回の出演は、ドラマの企画主旨に賛同し、制作サイドからの熱い要望に応える形で実現した。
役柄は「ちょっと異質な役柄かも知れません。今はまだ何の役を演じるのかは明らかにできません。言いたくてしょうがないんですが(笑)」というが、撮影を終えて「とても暑かったです、季節がら。それ以外は平常心でした。石ノ森先生を演じる中島健人さんが本当にさわやかな好青年でした」と感想。
今年の『24時間テレビ』のテーマである「人生を変えてくれた人」はブルース・リーだそうで、「子供のころから本で読んだりして大好きでした。アクションが有名ですが、実は非常に哲学的なことを話していて、その影響で自分も哲学書を読むようになりました。いろんな意味で影響されました。知らないことの扉を開けてくれたりするのもヒーローだと思います」と語っている。
今作には他にも、赤塚不二夫役で林遣都、藤子・F・不二雄役で中田圭祐、藤子不二雄A役で佐久本宝、つのだじろう役で松川尚瑠輝、鈴木伸一役で宮崎秋人、森安なおや役でラフメイカー・楠元健一、水野英子役で尼神インター・誠子、石ノ森の父・康太郎役で杉本哲太、母・カシク役で水野真紀、医者役で梅沢富美男、さらに、役柄は未発表だが藤岡弘、の出演が決まっている。