俳優・鈴木亮平が主演するNHK大河ドラマ『西郷どん』(毎週日曜 NHK総合20:00~20:45 BSプレミアム18:00~18:45/再放送 土曜13:05~)の第30話「怪人 岩倉具視」が12日に放送される。
京に戻った吉之助(鈴木亮平)は一蔵(瑛太)とともに朝廷工作の切り札として岩倉具視(笑福亭鶴瓶)を訪ねる。岩倉は下級の公家ながら、かつて孝明天皇の妹・和宮と将軍徳川家茂の縁談をまとめたすご腕だが、今は朝廷から追放され貧しい生活を送っていた。
生気を失い、会えば金の無心ばかりでどうも当てにならない。そんなとき桂小五郎(玉山鉄二)と岩倉の家で再会。薩摩は裏切りモノと憤る桂に一蔵も激怒し、一触即発の事態となる。
この第30話について、鈴木は番組公式サイトを通じて「笑福亭鶴瓶さんの魅力で引っ張ってくださった45分、きっと肩の力を抜いて楽しんでいただけると思います」と太鼓判。「実は賭場のシーンがありまして、吉之助と一蔵どんのちょっとコメディーなかけ合いがあるんですね。そのリアクションのお芝居で鶴瓶さんが貪欲に笑いを取りにいかれたので、思わず『大河ですよ!』って言っちゃいました(笑)」と秘話を明かす。
そして、「そんな感じでちょっと笑えるシーンも多いので、ひさびさに人間的な吉之助を目撃していただけるはずです。そして、まるでテーマパークのアトラクションのような、“岩倉警備システム”にもご注目ください!」と呼びかけている。