センチュリーは、「これdo台シリーズ」の新製品として、M.2 SSD(NVMe/SATA)に対応し、SATA HDD/SSDのデータコピー&消去をパソコンなしで行える「これdo台M.2 NVMe」(型番:KD25/35M2NV)を8月下旬に発売する。価格はオープンで、参考売価は118,000円(税別)。
この新製品の最大の特長は、M.2 SSD(NVMe/SATA)のデータコピー&消去に対応したこと。SATA HDD/SSD同士はもちろん、M.2 NVMe SSD同士、あるいはM.2 NVMe SSDからSATA HDD/SSDなど、異なるインタフェース間でのデータコピー&消去が可能。
従来品ではできなかったM.2 SSD(NVMe/SATA)に対応したことで、さらに多くのドライブ同士のコピー&消去に対応した製品となっている。
また、コピー機能は、(1)システム&ファイルコピー、(2)オールパーティションコピー、(3)Whole HDD/SSDコピー、(4)パーセンテージコピーに加えてエラースキップとコンペアの支援機能を搭載——という4種類の機能を搭載し、まるごと(HDD内全領域)コピーや指定した領域のみのコピーなどが可能。
一方、消去機能は、(1)クイック消去、(2)フル消去、(3)DoD消去、(4)DoDイレース&コンペア消去、(5)7DoD ECE 7回消去、(6)セキュア消去、エンハンスドセキュア消去——という7種類の消去アルゴリズムを搭載し、2台同時消去も可能となっている。
本体サイズは、W143×D182×H31mm、重さ約890g(付属品含まず)。デバイスインタフェースはSATA I(1.5Gbps ) / II (3.0Gbps) / 3.0(6Gbps) / M.2 SATA / M.2 NVMe、対応ファイルシステムはFAT16/32、NTFS、EXT2/3/4。なお、専用SATAケーブル×2、専用ACアダプター、専用ACケーブル、HDD設置用パッド×2、取扱説明書/保証書が付属する。