メディプラスは8月7日、女性の食とストレスの関連について分析した結果を発表した。同調査は2018年3月7~17日に、20~69歳の女性7万人を対象に実施した「ココロの体力測定2018」の結果をもとに分析したもの。
女性の過半数が「ストレス性疲労あり」
同調査では、ストレスがキャパシティを超過し、心身の不調として現れている状態を「ストレス性疲労」と定義。今回の調査によると、女性の52.1%が「ストレス性疲労あり」、47.9%が「ストレス性疲労なし」と回答し、過半数がストレス性疲労を感じていることがわかった。
「ストレス性疲労あり・なし」と答えた女性それぞれについて、3食の「食べていない」割合を調べたところ、昼食と夕食については殆ど差がなかったが、「朝食」については「ストレス性疲労あり」では16.2%、「ストレス性疲労なし」では10.9%と、5.3ポイントの差がみられた。
朝食の主食メニュー(複数回答)を都道府県別にみると、全体では「パン」が多く全国平均50.6%。東北地方は、「ごはん」率が高く全国1位の岩手を筆頭に46.6~58.8%と全国平均34.4%を大きく上回った。首都圏は、健康志向の高さを反映してか、神奈川は「ヨーグルト」が23.7%で1位となったほか、「サラダ・フルーツ」「シリアル」が人気を集めた。
山梨・長野などは、「サラダ・フルーツ」率が高い傾向に。関西は、全国で最も「ごはん」率が低く和歌山は21.3%で最下位となった一方、その他メニューは全国平均よりも軒並み高く洋食中心の傾向が浮き彫りになった。