女優の葵わかなが、フジテレビ系オムニバスドラマ『ほんとにあった怖い話』(18日21:00~23:10)に初出演で主演を務めることが8日、明らかになった。
葵が出演するタイトルは「姿見」で、演じるのはファミリーレストランで働くアルバイト店員。アルバイト先で仲良くなった同僚から姿見をプレゼントされ部屋に置いているが、ある夜、異変が起きるという、いかにも『ほん怖』らしいストーリーだ。
今回のオファーに、葵は「『えっ!こわい!』と思いました。怖いのがすごく苦手なので、どうなるんだろう?とちょっとドキドキしました」と率直な心境を吐露。今作の台本については、「まず文字で読むことが怖かったです。“姿見”は、家にある身近なものですし、女性はよく見るものですよね。鏡ってもともと怖いイメージもあって、不思議な部分もあるお話なんですが怖かったです」と感想を語る。
怖い話は苦手ながらも、ホラー映画は「友達と怖いもの見たさで時々見に行きます」といい、「『ほん怖』は妹も好きで、夜だと怖くて見られないから録画して次の日の朝に見たり、兄弟みんなで見て一緒に寝ていました」も楽しんでいたとのこと。「今回私は怖がらせる側なので、『ほん怖』を見たみなさんに怖がってもらえたらいいなと思います。夏まっただ中の放送ですし、涼しくなってもらえたらいいな」と呼びかけている。
フジテレビの太田大プロデューサーは、葵の起用理由について「鏡は、誰もが毎日家やどこかしらで見る日常に溶け込んでいるものなのに、対象物を左右反転させて映すという“ずれ”を感じさせるような、怖い要素を元から持ち合わせているものだと思います。そんなそこはかとなく漂う不気味さを、葵さんのフレッシュでありながらも、どこか影を感じさせる繊細なお芝居で表現してくださるものと、お願いしました」と語っている。
今年の『ほん怖』には他にも、神木隆之介、菜々緒、ガンバレルーヤ、平祐奈の出演が決定。「ほん怖クラブリーダー」として稲垣吾郎も出演する。