エレコムは7日、名刺サイズの小型・薄型ポータブルSSD「ESD-EDシリーズ」と、既存のケーブル一体型ポータブルSSD「ESD-ECシリーズ」の480GBモデル「ESD-EC0480GBK」を発表した。8月下旬に発売する。
外付けポータブルSSDはHDDのようにディスク駆動部品などがなく、書き込み時の騒音もない。さらに、HDDに比べて消費電力が大幅に少ないため、ノートパソコンのバッテリへの負担を軽減する。
名刺サイズのUSB 3.1 Gen1ポータブルSSD
今回発売される「ESD-EDシリーズ」は、USB 3.1 Gen1に対応したポータブルSSD。高速なデータ転送に加え、持ち運びに適する縦93mm×横54mmの名刺サイズを実現している。
120GB、240GB、480GBという3種類のストレージ容量をラインナップ。本体サイズはいずれもW93×H54×D9mm、重さ約30g。データ転送速度は、120GBモデルが読み出し最大300MB/s、書き込み最大50MB/s、240GBと480GBモデルは読み出し最大300MB/s、書き込み最大200MB/s。
カラーバリエーションは120GBと240GBモデルはブラック、レッド、ホワイトの3色、480GBモデルはブラックのみ。価格は、120GBモデルが8,996円、240GBが16,632円、480GBが26,352円(いずれも税込)。
ケーブル一体型のUSB 3.1ポータブルSSD
ケーブル一体型の外付けUSB 3.1対応ポータブルSSD「ESD-EC0480GBK」(480GB)は、最大読み込み速度410MB/s、最大書き込み速度400MB/sと、外付けHDDと比べて約4倍の高速データ転送を実現している。ケーブル一体型のため、ケーブルを紛失したり忘れたりする心配がなく、使わないときはケーブルを本体に収納できる。
本体サイズはW113×D48.5×H11mm(ケーブル収納時)、重さ約44g。最大読み込み速度410MB/s、最大書き込み速度400MB/s。カラーはブラックのみで、価格は28,879円(税込)。なお、120GBモデルと240GBモデルも既存製品として販売されている。
いずれの製品も、エレコムのWebサイトからダウンロードできるパスワード自動認証機能付きセキュリティソフト「PASS(Password Authentication Security System)」を使用することで、指定したパソコン(最大3台)でパスワードを設定し、SSD内のデータを保護できるセキュリティ機能を利用できる。未登録のパソコンに接続するとパスワード入力を要求するため、盗難や紛失時のデータ漏えいを防止することが可能だ。