女優の菜々緒が、フジテレビ系オムニバスドラマ『ほんとにあった怖い話』(18日21:00~23:10)で主演を務めることが3日、明らかになった。
『ほん怖』2度目の出演で初主演となる「毟り取られた居場所」で菜々緒が演じるのは、看護師役。黒竹の鉢植えを大切にしている入院患者に、病院内への持ち込みが禁止されているため手放すよう説得をするが、次第に自分がその黒竹に魅せられていってしまうという役柄で、「幽霊が見えるというお話とはちょっと違って“物の念”のお話なので、誰にでもついてまわるようなリアリティーがあって、ちょっと怖いなと思いました」と作品への印象を語る。
悪女を演じることが多い菜々緒だが、怖い話は「得意ではない」そうで、「夏の風物詩であるこの作品に携われるのは貴重な体験なので、ちょっとビビリつつも参加させていただいています」と本音を吐露。霊感はないというものの、「不気味な雰囲気を感じたり、この場所に居たくないという感覚に陥ったことはありました」と、恐怖体験を明かしている。
フジテレビの太田大プロデューサーは「普段は人を恐れさせる役が多い菜々緒さんが怖がる姿は、新鮮と同時に迫力あるものと思い、お願いしました。今回の役柄は大切な家族を亡くしたばかりの女性ということで、菜々緒さんの真に迫るお芝居で、怖いだけではなく、切ない物語にしていただけるものと思っています」と期待を語った。
他にも、お笑いコンビ・ガンバレルーヤのよしこ、女優の平祐奈も主演を務めることが決定。ドラマ初出演のよしこは自身の体験談を、平は引っ越したばかりの慣れない田舎で山道に迷い込んでしまった女子高校生の恐怖体験を演じる。
すでに神木隆之介の主演も発表されており、今年も稲垣吾郎がナビゲーターとして出演する。
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