クリエイティブメディアはこのほど、ゲーム向けの「Sound BlasterX シリーズ」から、USB DACの新モデル「Sound BlasterX G6」を発表した。PCだけでなく、PlayStation 4やNintendo Switchといった家庭用ゲームでも利用できる。8月中旬の出荷を予定し、同社直販サイトでの価格は税別14,800円。
「Sound BlasterX G5」の上位にあたるモデルで、ダイナミックレンジ130dBの高音質DACや、左右チャンネルを独立したアンプで駆動する高音質ヘッドホンアンプ「Xamp」などのコンポーネントを採用する。
新たにNintendo SwitchとのUSB接続が可能となったほか、光デジタル入力のDolby Digitalデコードをサポート。PlayStation 4 Proなどと光デジタル接続することで、よりクリアで高音質なサウンドが楽しめるという。また、Windows 10では最大32bit/384kHzのハイレゾ再生やDoPによるDSD再生に対応する。
このほか、ゲーム内の足音や武器の切り替え、銃弾のリロードなどの環境音をハイライトする「Scout Mode」といったゲーム向け機能を搭載。さらにPlayStation 4やPCとUSB接続した場合は、マイク入力からヘッドセットを利用できる。
光デジタル接続またはアナログ接続からのサウンドは、USBオーディオのサウンドとミックスして聴くことが可能で、ゲーム機などと光デジタルかアナログ接続したうえで、PCとUSB接続すれば、ゲーム機側のサウンドを聞きながら、別途PC側でボイスチャットが行える。
出力は最大32bit/384kHz(ダイレクト出力モード時)、入力は最大32bit/192kHz。入出力端子は、3.5㎜ヘッドセット端子、3.5㎜ライン入力、3.5㎜ライン出力、光デジタル入力、光デジタル出力、マイク入力。デバイスとの接続はmicroUSB。
本体サイズはW111×D24×H70mm、重量は約144g。