ジャストシステムは7月31日、「働き方改革に関する実態調査(企業の選び方編)」の結果を発表した。調査期間は2018年6月20~23日、有効回答は20~65歳の個人1,000人。

転職理由1位は「給与・収入が合わない」

  • 最も重視する転職理由

「現在、転職を検討もしくは活動をしている」人は全体の14.4%。年代別では、20代は22.0%、30代は20.0%、40代は14.5%、50代は10.5%、60代は5.0%となった。

転職活動をしている人に、転職をしようと思った一番の理由を尋ねると、「給与・収入が合わない」が最も多く37.0%。年代別にみると、20代のみ「仕事内容が合わない」(25.6%)が最多となった。また他の年代では、「給与・収入」がトップとなったが、2位には、30代と50代は「職場の環境や制度」、40代は「人間関係」、60代は「家庭環境などの外的要因」が入り、年代によって異なる結果となった。

「現在、転職を検討もしくは活動をしている」人に、転職先を選ぶ際に重視する条件を一つだけ挙げてもらったところ、最も多かったのは「給与」で34.0%。反対に転職先を選ぶ際に一番重視する条件として挙げた人が最も少なかったのは、「企業のブランドや知名度」で6.9%にとどまった。

「定年後も、現在の企業で働きたい」と答えた人は17.2%、「現在、勤務している企業かはわからないが、定年後も働きたい」人は42.9%で、合わせて約3人に2人にあたる60.1%が定年後も働きたいと回答。一方、「働きたくない」と答えた人は25.1%となった。