JTは7月30日、2018年「全国たばこ喫煙者率調査」の結果を発表した。同社は調査を1965年以降毎年実施。今回は2018年5月、全国成年男女1万9,442人を対象に郵送で行われた。
調査の結果、喫煙者率は17.9%(男性27.8%、女性8.7%)という結果に。前年と比較すると、0.3ポイント減少。3年連続で減少しており、過去最低を更新した。
同社では、「要因は複合的であり一概には言えませんが、高齢化の進展、喫煙と健康に関する意識の高まり、喫煙をめぐる規制の強化や、増税・定価改定等によるものと考えております」としている。
年代別の喫煙者率は、20代男性23.3%、20代女性6.6%、30代男性33.1%、30代女性11.1%、40代男性35.5%、40代女性13.6%、50代男性33.0%、50代女性12.0%、60歳以上男性21.3%、60歳以上女性5.4%となっている。
喫煙人口を推計すると、1,880万人(男性1,406万人、女性474万人)。「毎日吸う人」の平均喫煙本数は、1日当たり男性17.7本、女性14.4本。