アイドルグループ・ジャニーズWESTの藤井流星が、10月スタートのフジテレビ系ドラマ『黄昏流星群』(毎週木曜22:00~)に出演することが30日、明らかになった。

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『黄昏流星群』に出演する藤井流星=フジテレビ提供

このドラマは、1995年から『ビッグコミックオリジナル』(小学館)でロングラン連載されている弘兼憲史氏の同名漫画が原作。短編オムニバスから傑作の1つと言われている第1集「不惑の星」をベースに、人生の折り返し地点を通り過ぎた男と女が図らずも落ちてしまったあらがえない運命の恋、その恋を取り巻く大人たちの人間ドラマを描き、主人公のエリート銀行員・瀧沢完治を佐々木蔵之介。その献身的な妻・真璃子を中山美穂、完治が運命の恋に落ちてしまう女性・目黒栞を黒木瞳が演じる。

そこで、藤井が演じるのは、有能な弁護士・日野春輝。完治の一人娘・美咲の婚約者だが、ある日、瀧沢家の庭先でバラのトゲで指をケガした美咲の母・真璃子と出会い、初めこそ婚約者の母として接していたが、夫との離婚を考え始めた真璃子の相談に真摯(しんし)に乗り、親しく接していくうちに、彼女に惹かれる自分に気付く。一方の真璃子も、人生に立ち止まり悩んでいた時に、はっきりと自分の存在を肯定してくれる春輝を心の支えに思い始める…という禁断の関係を演じる。

その婚約者・美咲を演じるのは、石川恋。実は、母にも言えない大きな秘密を抱えており、さらに大きな衝撃を瀧澤家にもたらすことになる。

他にも、完治の出向先の物流会社・荻野倉庫の財務総務課長・川本保役で中川家の礼二、 真璃子と大学時代からの女友達でバツイチの翻訳家・水原聡美役で八木亜希子、完治の行きつけの居酒屋「一番星」の大将・徳田和夫役で小野武彦の出演も決定した。

藤井は「中山美穂さんとは初日の現場で初めてお会いし、そのまま距離の近い演技をすることになったのでとても緊張しました」と感想。「撮影の合間には、関ジャニ∞の横山くんや同じジャニーズWESTの濱田と以前共演されているので、共通の知り合いの方のお話だったりをさせていただいています」と、緊張を解しているようだ。

今回の役柄については「世の中の奥さま方にも共感してもらえるよう演じられたら、と思います。2人の世界がどんな展開になっていくのかまだわからないですが…。今は、監督さんとディスカッションしながら役を作り上げている段階ですが、台本でイメージした以上にユニークな人になっていると思いますね」と予告。「僕の役にはある意味、少女漫画みたいな一面もあるので、そういう面にも期待してもらえたら」と呼びかけている。

また、石川は「話が進んでいくうちに美咲自身の抱えている問題も明らかになっていくので、現実と理想の狭間で揺れ動く心情を丁寧に演じて行けたら」、礼二は「自分のネタに出てくる町工場のおっちゃんに似ているので、コントまじりに楽しみながら毎回撮影に臨めています」、八木は「どうもちょっぴりコミカルなところもあるようです。お話も、台本が届くたびに瀧沢夫婦の恋の行方にドキドキしながら読んでいます」と、それぞれ自身の役柄について語っている。

フジテレビの高田雄貴プロデューサーは「藤井流星さん、タイトルと名前が一致という意味でも運命のキャスティングですが、藤井さん演じる春輝も魅力溢れる役柄になっています。結婚に突き進みつつ、婚約者の母親に淡く恋してしまうという繊細な役ですが、“知的で上品で温かい”藤井さんの新しい素敵な一面を存分にご覧いただけると思います。藤井さんの真正面ラブストーリーにご期待ください!」とアピールした。

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