みなさん、こんにちは。吉田よしかです。7月10日より、東京ディズニーランドのアドベンチャーランドにある伝統的な野外ステージ「シアター・オーリンズ」にて、新しいレギュラーショー「レッツ・パーティグラ!」がスタートしました。今回は、ショーの様々な魅力と、鑑賞のポイントについてレポートします。
シアター・オーリンズに"パーティグラ!"が帰ってきた
オープニングではステージ後方より、ドナルドダックと彼の友人であるホセ・キャリオカが客席の間を歩いて登場します。「ニューオーリンズ・マルディグラ」に参加したいと張り切るドナルドに、「マルディグラは終わったけど、最高に楽しいお祭りである"パーティグラ"を開催しよう!」と提案するホセ・キャリオカとパンチート。ショーは主にこの3人が主役として活躍します。トリオで仲良く歌うシーンもあり、観客席からは「ドナルドかわいい!」と声が上がる場面も。
なお、"パーティグラ"とは、「マルディグラ」と「パーティー」を掛け合わせたディズニーならではの造語。元々は1990年に本場アナハイムのディズニーランドで開催していた「ディズニー・パーティグラ・パレード」のフロート(山車)を東京ディズニーランドへ運び、1991年から3年間にわたり東京ディズニーランドでも開催していました。ミッキーマウスやドナルドなど巨大バルーンが人気を博したスペシャルなパレード、覚えている人も多いのでは?
今回のショー内では、ゲストの参加シーンで「ディズニー・パーティグラ・パレード」のアレンジバージョンが流れます。当時のショーを知っている人には懐かしく、初めての人には新鮮な音楽に、それぞれ心浮き立つこと間違いなしですよ!
豪華キャラが華やかに! ミニーたちの早着替えも必見
舞台の幕が開き、ミッキーやグーフィーも加わって、軽快な音楽とダンスでショーが進行。更にゆったりとしたドレスを身にまとったミニーマウス、デイジーダック、チップとデールが憧れる歌姫のクラリスが登場。
「優雅なドレス!」「とっても素敵ね!」とデイジーとクラリスたちが話す中、「でも、こういうのはどうかしら?」とミニーの提案と同時に、3人の着ていたドレスがアクティブに踊れるコスチュームに早変わり!
ここは、以前行われていた「ミニー・オー! ミニー」を彷彿とさせるシーンで、観客席からも思わず「おぉーー」と歓声が上がります。中央だけでなく、左右の高いステージに上がってポーズを決めるガールズたちのキュートなダンスに目が釘付けになりますよ!
グーフィーとマックス親子、ミッキーマウスの3人が活躍するシーンでは、キャラクターだけではなく、ダンサーたちの熱いダンスバトルもご注目。ヒップホップ調のミッキーマウス・マーチとジッパ・ディ・ドゥ・ダーに乗って繰り広げられるダンスシーンに、観ているゲストもノリノリに! ミッキーマウスのラップが聴けるのもこのショーならではのお楽しみです。
舞い降りたミッキーたちとの触れ合いタイムも
シアター・オーリンズ名物「ゲスト参加シーン」では、先に記載したパーディグラの音楽に乗り、ダンサーからレクチャーを受け、ゲストは座ったままダンスに参加します。ダンスシーンにはドナルド、ホセ・キャリオカ、パンチートが登場。「パーティグラ!」と思い切り空に手をあげてみんなで盛り上がりましょう。
東京ディズニーリゾート35周年"Happiest Celebration!"期間中(~2019年3月25日)、フィナーレの音楽は35周年テーマソング「Brand New Day」が流れます。ホセ・キャリオカの「最後はみんなでお祝いしよう!」のかけ声を合図に、ミッキーたちキャラクターが客席に降り、ゲストと共にフィナーレへ。座った席によってはキャラクターと触れ合うことができるかも!?
座席は自由席も! でもかなりの狭き門
「レッツ・パーティグラ!」は現在、全ての公演に指定席と自由席があり、指定席での鑑賞には抽選が必要です。座席は左からA、B、Cと3つのブロックになっており、ステージを正面にして左の「Aブロックの前から7列」だけが抽選なしで座れる自由席となっています。
人数としては60人弱が座れるという状況で朝から待つ人も多いため、ほとんどのゲストが抽選頼みになっているというのが現状です。ただし、この状況はディズニー夏祭りの期間中のみで、ハロウィーンになれば席数ブロックは変更になるとのこと。なお、7月25日現在、ディズニー夏祭り(~8月31日)とハロウィーン(9月11日~)の間の10日間に関しては、座席の増減は未定になっています。今後の状況に注目ですね!
また、自由席を待つ時の暑さ対策として、頭からかぶることのできる「ミッキーフード付きタオル」(税込2,400円)も販売中。「燦水! サマービート」の待機中もこのタオルを使用するゲストが多く、日よけにもなるので便利です。夏の暑差対策として覚えておくと便利ですよ。
(c)Disney
吉田よしか(ヨシダヨシカ)
東京ディズニーランドが開園した1983年以降、30年以上に渡りパークに通い続けているディズニーの達人。年間300日以上パークに足を運び、最新情報やディズニー関連情報などを毎日紹介するAmeba公式ブログ『吉田さんちのディズニー日記』は1日平均50万PVを誇る。