ジャストシステムは7月26日、「Eコマース&アプリコマース月次定点調査(2018年6月度)]」の結果を発表した。調査は6月19日~25日、15歳~69歳1,100人を対象にインターネットで行われた。
商品・サービス購入時の支払方法についてシーンごとに聞いたところ、「現金を使わない」、もしくは「現金を使わないことが多い」と答えた人の割合は、「公共交通機関での運賃」は44.6%、「コンビニでの商品購入代」は34.5%、「ファストフード店やファミレスの飲食代」は25.5%だった。
前回調査(2016年9月度)では、「公共交通機関での運賃」は43.9%、「コンビニでの商品購入代」は27.2%、「ファストフード店やファミレスの飲食代」は18.4%で、いずれのシーンにおいても現金を使わずに支払いを済ませている人が増加していた。
10代と20代は「スマホ決済」が浸透
商品・サービス購入の支払いに「現金を使わない」、もしくは「現金を使わないことが多い」と答えた人に、ネットショッピングを除いて、リアルで利用している現金以外の支払い方法を聞いたところ、「クレジットカード」(81.4%)が最も多く、次いで「プリペイドカードなどのカード型電子マネー」(51.6%)、「スマートフォンの決済機能」(16.35)だった。
年代別に「スマートフォンの決済機能」を利用している人の割合を見てみると、30代は19.4%、40代は13.1%、50代は16.5%、60代は5.5%に対し、10代は25.8%、20代は24.8%。スマートフォンでの決済は、若年層の方が浸透していた。
スマートフォンで決済を行う人にその方法について聞いたところ、44.7%の人が「Apple Pay」を利用。次いで「楽天ペイ」「LINE Pay」(ともに、24.3%)、「Google Pay」(23.0%)、「d払い」(21.1%)だった。