JVCケンウッドは7月26日、個人向けのドライブレコーダー「GC-DR3」を発表した。フルHD画質での記録やHDR機能に対応するなど、ドライブレコーダーに求められる高画質録画機能を備えつつ、Wi-FiやGPSなどの機能を省略することで実売価格を税別16,000円前後に抑えた。本体も小型設計とし、JVCブランドに魅力を感じるドライバーに訴求する。発売は8月上旬の予定。
レンズの最大記録画角は水平が約100度、垂直が約52度、対角が約111度。レンズの明るさはF2.0。背面に2インチ液晶を搭載しつつ、本体サイズを幅62×高さ51×奥行き37mmとコンパクトな設計とした。重さは約63g。GPSやWi-Fiは搭載しない。
記録はフルHD(1920×1080ドット)に対応し、ナンバープレートや標識などを鮮明に記録できるようにした。白飛びや黒つぶれを抑えるHDR機能も搭載しており、逆光時やトンネルの出入口でも明瞭な映像が得られる。LED式信号機が真っ黒になるのを防ぐ機能も搭載した。
本体にはバッテリーを内蔵しており、駐車中に衝撃や物体を検出すると自動で録画を開始する。バッテリーの持続時間は最大25分。製品には16GBのmicroSDカードが付属し、購入したらすぐに使えるようにした。