カシオ計算機は7月25日、ラベルライター「ネームランド」の新製品として、スマートフォンやパソコンでラベルを作って印刷できる「KL-E300」を発表した。8月3日から発売し、価格はオープン、推定市場価格は13,000円前後(税別)。
スマートフォンやパソコンと接続して使うスタイルを採用し、接続にはIEEE802.11b/g/n無線LAN(Wi-Fi)かUSBを利用する。本体はキーボードを省略したコンパクト形状で、縦置き・横置きに対応するなど、机上のちょっとしたスペースに設置可能。
ラベルの作成には、スマートフォン用およびパソコン用アプリ「LABEL DESIGN MAKER」を使用。パソコン版では、Excel(エクセル)のデータを活用できるなど、ラベル作成の自由度が高い。スマートフォン版は手軽な操作でラベルを作れる点が特徴。
本体にはダイレクトプリントが可能なボタンを装備。直前に印刷したラベルを再出力する「リプリント」ボタンと、登録したラベルをワンタッチ印刷する「メモリープリント」ボタンを備える。
印刷は熱転写方式で、対応テープ幅は最大24mm、印字密度は200×200dpi、印字速度は最大約20mm/秒(18mm幅までのテープ使用時)。本体サイズはW131.7×D136×H61mm、重量は約495g。対応OSはWindows 7 / 8.1 / 10、Mac OS X 10.10以降、Android 4.4以降、iOS 9以降。