動画配信サービス・Netflixオリジナルドラマ『宇宙(そら)を駆けるよだか』(8月1日より配信)の プレミア試写会イベントが24日に都内で行われ、ジャニーズWESTの重岡大毅、神山智洋、女優の清原果耶、富田望生、松山博昭監督が登場した。
同作は『このマンガがすごい!2016』(宝島社)オンナ編にて第5位にランクインした、漫画家・川端志季の同名コミックを実写化。幼馴染みである公史郎(神山)から告白され、つき合うことになったあゆみ(清原果耶)は、初デートの日、醜い容姿のクラスメイト・然子(富田望生)と体が入れ替わってしまう。2人の入れ替わりに気づいてくれた火賀(重岡)に支えられ、元に戻る方法を探す。
入れ替わりという設定のために、あゆみ・然子というキャラクターを両方演じなければいけなかった女性陣。清原は「望生ちゃんじゃなきゃうまく距離感を表現できていなかった」、富田も「私もほんっとに、果耶じゃなかったら違うあゆみちゃんと然子になっていた」と互いに感謝しあう。
この様子に、神山が「おい、イチャイチャすんなよ!」とつっこむと、清原は「えっ……お二人に言われたくないです」と反発。すかさず重岡が「僕も神山がいなかったら……」とたたみかけ、清原から「すいません今、富田さんの(しゃべる時間)」とたしなめられていた。
また神山は撮影中にカレーを食べていた時のエピソードを披露する。「重岡くんという人が、『俺、猫舌やからな〜』って言ったんですよ。『大丈夫かな〜、ふうふうふう、にゃあ〜』と言ったんです!」と、重岡の"猫舌ギャグ"エピソードにざわつく客席に、神山は「こんな感じになった!」、重岡は「おわた! やりましたね。今回、仲がええのが大事だと思ったから、なんとか笑かそうと思って」と弁解。一方、この”猫舌ギャグ”が神山の振りによるものだったため、重岡は「こいつ、『ふっ』て。『ふっ』じゃないからな! 思ってたからな、俺は!」と、ギャグ披露時の神山の反応の薄さに抗議していた。
ステージ上では、くじ引きにより重岡・富田チーム、神山・清原チームに分かれ「綿菓子対決」をすることに。作中に登場する赤い月=暁のようにより大きくて美しい綿菓子を作るというミッションに挑戦した。順調に綿菓子をふくらませていく神山に対して、いびつになってしまう重岡は「なんでそんなうまいの!? やってたん!?」と驚く。
松山監督のジャッジにより、神山の勝利となったが、勝利チームに「最もイケメンなセリフを生でいう権利」がプレゼントされたために、難を逃れた重岡はガッツポーズ。腹を括った神山が綿菓子を口に入れ、「甘いな……俺と甘い夏の夜を過ごさないか」と決めると、会場のファンからは悲鳴が上がり、重岡も「すごいね、まさか綿あめを使うとは。彼、男だね!」と絶賛していた。