女優の橋本愛が、27日スタートのテレビ朝日系ドラマ『dele』(毎週金曜23:15~ ※一部地域除く)で、同局のドラマに初出演する。
依頼人の死後、不都合なデジタル記録を内密に抹消する仕事に勤しむ坂上圭司(山田孝之)と真柴祐太郎(菅田将暉)の活躍を描く同作。橋本が演じるのは、物語の鍵を握るキーパーソン・楠瀬百合子だ。
百合子は、圭司が営む会社「dele. LIFE」に、自分の死後にパソコンのデータを削除するよう依頼した男性の元同級生で、婚約者だという女性。男性が事故で意識不明の重体になって心を痛めるが、依頼人の死亡確認をするために現れた祐太郎に対し、百合子はなぜか依頼の取り消しを要請する。一方、祐太郎は百合子への思い入れを日々強くしていき…。
橋本は、今作について「スタッフさんや役者さんが、何か面白いことをしようとしている!と、そんな匂いにつられました。小説家さんの書く脚本はいつものそれと違う独特の空気があり、それをなんとか映像に持ち込めないかと思っていました」といい、「人間の多面性を描き、決してみんながスッキリするような特定の答えを提示せず、見た人それぞれの心の中にしか正解が生まれない物語たちを読んで、大人の心意気を感じて一目ボレしました」と印象をコメント。
その上で、「私が出演させていただく回は、他のエピソードと少し毛色が変わるみたいなので、そのギャップを面白がってもらえるとうれしいです。登場人物たちの色んな形の恋心が、ちゃんと受け止めてもらえますように」と語っている。