20日に小泉孝太郎主演『警視庁ゼロ係~生活安全課なんでも相談室~THIRD SEASON』(テレビ東京系)がスタートし、7月スタートのプライムタイムの民放夏ドラマ初回視聴率が出そろった。トップは、14.7%をマークした上川隆也主演のテレビ朝日系『遺留捜査』。2位も同局系の綾野剛主演『ハゲタカ』が入り、テレ朝がトップ2を占めた(視聴率の数字は、ビデオリサーチ調べ・関東地区 ※以下同)。

2018民放夏ドラマ初回視聴率ランキング

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    対象は7月スタートのプライムタイム(19~23時)に放送されている地上波民放連続ドラマの初回放送分。

『遺留捜査』(毎週水曜21:00~)は、事件現場に残された「遺留品」が持つ意味を徹底的に探り、声なき遺体が訴えたかったメッセージを代弁する刑事・糸村聡(上川)の活躍を描くもので、今作で第5シーズンに突入した人気シリーズ。マイナビニュース調査の夏ドラマ期待度調査でも1位だった。

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『遺留捜査』上川隆也(左)と『ハゲタカ』綾野剛

上川は、初回の好スタートについて「スタッフ・キャストの皆さんと、この感謝を共に分かち合いながら更に気を引き締めて、これからお届けする1話1話を丹念に創り上げて参りたいと思います。本当にありがとうございました」とコメントを寄せている。

2位の『ハゲタカ』は、綾野演じる外資ファンド代表・鷲津政彦が主人公で、07年にNHKでもドラマ化された作品。関西地区の初回は、15.7%という数字を記録した。

以下、3位が同率で『義母と母のブルース』(TBS)、『グッド・ドクター』(フジテレビ)、5位が『高嶺の花』(日本テレビ)、6位『刑事7人』(テレ朝)、7位『この世界の片隅に』(TBS)、8位『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』(フジ)、9位『サバイバル・ウェディング』(日テレ)と続き、ここまでが2ケタを記録。いずれの作品も2話でも堅調で、22日現在の全話平均でも2ケタをキープした。

前クールの春ドラマでは、初回視聴率を2ケタに乗せたのは6作品だったため、今クールは3作品増えた。