面倒な時間の単位変換はiPhoneのSpotlightにお任せ！

時間の計算、面倒ですよね。10進法ではなく60進法が基本ですから、1分1秒は61秒、1時間1分は61分。1日は24時間なので、24時間ごとの単位変換も絡んできます。さらに、1週間は7日、1カ月は30日だったり31日だったりします。でも、「1時間の55%」や「1分の1.35倍」を知りたい場面はあるのです。

そんなときは、Spotlightに任せてしまいましょう。ホーム画面の適当な位置を下方向へ軽くフリックすると現れる検索欄に、「○○○秒」や「○○○分」といったフォーマットで時間を入力します。秒を入力すれば「分」と「秒」に、分であれば「時」と「分」に、60進法で変換してくれます。24時間を超える場合は「日」に変換してくれますから、百万秒が何日・何時間・何分なのかも一瞬で調べることができます。

それだけではありません。時間を百分率で計算することもできるのです。たとえば、「0.65時間」と入力すると、39分と即答してくれます。0.5時間とかキリのいい数字はともかく、暗算しにくい場合にはSpotlightが役立ちます。

「時間」や「分」の入力が面倒だという場合には、英数字も使えます。時間は「H」、分は「MIN」、秒は「S」で、「S5000(5000秒)」や「MIN1000(1000分)」といった要領で入力します。それぞれ大文字でなくてはならず、「min」や「s」など小文字では認識されないため注意しましょう。

なお、単位変換が絡む場合は四則演算を行うことができません。「H2+MIN15」と入力しても反応はありませんし、「H2*25」と入力しても「H2」の部分だけが評価されてしまいます。