電車の乗り換えルート、どのように調べていますか? iOSに付属の『マップ』アプリを起動して訊ねる、ごくオーソドックスな方法ですね。『Googleマップ』にも公共交通機関のルート案内機能が用意されていますから、そちらを使ってもいいでしょう。『Yahoo! 路線情報』などのルート案内に特化したアプリを使う手もあります。
しかし、利用頻度はそれほど高くない、アプリを起動すること自体が面倒という場合は、「Siri」に頼むほうがいいかもしれません。『マップ』アプリでのルート案内とはなるものの、手が離せないときでも音声で指示できますし、声を出せないときにはキー入力を使うこともできます。あとは、Siriに誤解されないよう乗り換えルートを質問するコツを知るだけです。
そのコツとは、「○○駅から△△駅まで」というパターンに沿って質問することです。余分な言葉が混じったり、言い回しが変わるとSiriの反応も違ってきますから、期待どおりのルート案内になるとは限りません。文字入力の手間も考えると、この「○○駅から△△駅まで」がもっともムダがないSiriへの訊ねかたです。
たとえば、「横浜駅から竹橋駅まで」とSiriに訊ねると、『マップ』アプリに処理が切り替わり、横浜駅から竹橋駅までのルート案内画面が表示されます。これが「横浜駅から竹橋駅へ」や「横浜駅から竹橋駅」だったりすると、現在地から横浜駅へのルート案内が表示されるなど、解釈が変わることにより回答まで変わってしまいます。Siriに乗り換え案内を訊ねるときは「○○駅から△△駅まで」という言い回しを使いましょう。