人気スパイアクション映画第6弾『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』で、トム・クルーズ、ヘンリー・カヴィル、サイモン・ペッグ、クリストファー・マッカリー監督の4名が来日。7月18日に東京ミッドタウン日比谷 日比谷ステップ広場で開催されたジャパンプレミアに登壇した。トムは「日本に来るのは23回目だ。本当に名誉なことだと感謝しているよ」とリップサービスし、詰めかけた1,000人のファンを沸かせた。
イーサン・ハント(トム・クルーズ)は、捕まった仲間の命と引き替えに、奪還したプルトニウムを再び敵に引き渡してしまう。イーサンとIMFチームは、敏腕エージェント・ウォーカー(ヘンリー・カヴィル)と共に、3都市における同時核爆発を未然に防ぐべく、新たなミッションに挑む。
会場には、トム・クルーズが今作のために免許を取得し、2,000時間の飛行訓練を行ったヘリコプターと同モデルの実機や、本作仕様のBMWが設置された。トムはヘリの隣にやってきて「楽しんで操縦したよ。機体がバラバラになってしまうんだけど、本当にちゃんと飛んでくれて、僕の面倒をよく見てくれた」とねぎらった。
サイモンは「僕はトムのマスクを被って、スタントを演じたよ」とジョークを飛ばし、会場を笑いに包む。本作でシリーズ初参加となったヘンリーは「トムと毎日顔を合わせられるなんて! トムは本当に優しくて親切で最高の人です。気がつけばファーストネームで呼び合っていた。それが最高でクールな体験だったよ」と興奮しながら語った。
前作『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』(15)に続いてメガホンをとったマッカリー監督は、脚本なども含めてトムと9回目のタッグを組んだ。毎回トムと映画について話をするそうで「前作で彼がエアバス社の軍用輸送機A400Mにぶらさがるシーンは、実は冗談で言ったんだけど、トムはそれを真剣にとってしまった。今後はジョークにも気をつけないとね」とおちゃめにつぶやくと会場は大爆笑。
また、今回のヘリを使ったスタントについて監督は「トムもヘンリーも、自分だったら絶対やらないことをやってくれたよ。でも、演出する際に、僕もヘリに乗って演出するしかないと気づいた。もう二度とごめんだ!」と苦笑いして笑いを取った。
『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』は8月3日より日本公開。