女優の山田杏奈が、きょう19日に放送されるフジテレビ系ドラマ『グッド・ドクター』(毎週木曜22:00~)に出演し、妊娠した女子高生を演じる。

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    『グッド・ドクター』に出演する山田杏奈=フジテレビ提供

山崎賢人演じる自閉症スペクトラム障がいでコミュニケーション能力に障がいを抱える一方、驚異的な記憶力を持つサヴァン症候群の青年・新堂湊が主人公の同作。第2話では、山田演じる妊娠中の女子高生・菅原唯菜がある日、破水をしてしまい、緊急出産することになる。

産まれてきた赤ん坊は、低出生体重児で、腸のほとんどが壊死(えし)してしまっている状態。唯菜と赤ん坊は、湊が勤める東郷記念病院に入院することなるが、オペをしても助かる確率は非常に低いため、小児外科長の間宮(戸次重幸)は、治療での回復を待つと判断。そんな中、湊は唯菜に、高山(藤木直人)なら助けられると告げ、それを知った高山は、烈火のごとく怒り…。

テレビ朝日が放送を中止したことでも話題のドラマ『幸色のワンルーム』(ABCテレビ)で、虐待とイジメで行き場を失った少女を演じるなど、数々の難役を演じてきた山田。今回の役柄については、台本をいただいた時に意思の強い、赤ちゃんへの愛が深い子だなと思いました。高校生で子どもを身ごもって生む、という選択をするのは相当な覚悟だと思いますし、そこに至るまでの過程を踏まえて大切に演じたいと思いました」と語る。

初共演の山崎については「湊先生のあたたかさやまっすぐさに動かされたところがすごく多かったです」といい、事務所の先輩である上野樹里については「監督にひとつひとつのセリフを確認されていたり、とにかくお芝居に対して真摯(しんし)に向き合われている方でした。夏美先生(上野)とのシーンが多かったのですが、こんな先生と出会えた唯菜は本当に幸せだなと日々思いながら撮影していました」と印象を語っている。