女優の有村架純が、「第26回橋田賞」で橋田賞新人賞を受賞し18日、都内ホテルで行われた授賞式に出席した。

「第26回橋田賞」授賞式に有村架純、竹内涼真らが登場

「第26回橋田賞」授賞式に登場した有村架純

脚本家・橋田壽賀子が理事を務める橋田文化財団が主催し、日本人の心や人と人とのふれあいを温かくとりあげてきた番組と人に贈られる同賞。有村は、『ひよっこ』(NHK)のヒロイン・谷田部みね子としての演技を評価され、新人賞に輝いた。

「こんな素敵な賞をいただき、うれしく光栄に思っています」と感激した様子で、「今日、脚本の岡田さんと、竹内さんとこの場で再会できたこともうれしく思っています」と、今回橋田賞を受賞した『ひよっこ』の脚本を手掛けた岡田惠和氏と、同ドラマで共演し同じく新人賞に輝いた竹内涼真との再会も喜んだ。

そして、「この『ひよっこ』という作品は、私の役者人生の中で財産となる作品ですし、これからもずっと忘れることはないと思います」と語り、「みね子を演じる毎日がものすごく楽しくて、楽しいというのは私だけの感覚ではなく、スタッフさんやほかのキャストの皆さんも楽しんでその場にいてくださったからだと思いますし、その方々から素敵な愛情を受けたからこそみね子という役を演じ切ることができたんだと思っています」と振り返った。

「今でも鮮明に日々を思い出すのですが、みなさんと出会えたことが本当に私のかけがえのない宝物となりました」と続け、「この役に出会わせてくださった関係者の方々に深くお礼を申し上げたいと思います」と感謝。「これから演じるということに慣れずに、精一杯、一つ一つの作品、一つ一つの役に向き合って頑張っていきたいと思います」と誓い、さらに、茨城弁は「すっかり抜けました」と言うも、「ありがとう!」と懐かしい方言を披露した。

今回、橋田賞は、NHKスペシャル『戦慄の記憶 インパール』(NHK)、『コウノドリ』(TBS)、岡田惠和(脚本家)、松たか子(俳優)、阿川佐和子(エッセイスト・タレント)、桂文珍(落語家)が受賞。橋田賞大賞は該当なし。新人賞は有村架純(女優)と竹内涼真(俳優)。そして、特別賞に石坂浩二(俳優)と大杉漣さん(故人・俳優)が選出された。

  • 「第26回橋田賞」授賞式に有村架純、竹内涼真らが登場
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