映画『青夏 きみに恋した30日』(8月1日公開)に主演する佐野勇斗(M!LK)は、今注目される若手俳優の1人。2018年には『ちはやふる -結び-』『羊と鋼の森』『青夏 きみに恋した30日』『3D彼女 リアルガール』『走れ!T校バスケット部』と、5本もの映画に出演している。
同作は、南波あつこによる人気コミックを映画化。夏休みの間、大自然に囲まれた祖母の家で過ごすことになった都会育ちの女子高生・理緒(葵わかな)と、地元の高校生・吟蔵(佐野)は一夏の恋に落ちていく。
今回、葵とともにW主演を務める佐野の特技は、意外にも「書道」。6段の腕前をもち、M!LKが所属する団体EBiDAN39&KiDSが開催する「星男祭り~ほしおまつり~2015」でのライブTシャツに書かれる「星男祭」の文字も佐野が手掛けたという。「字が上手に書けると楽しい!」と語る佐野はひまさえあれば、勉強もせずに筆ペンで字を書いているそう。さらにサッカーと空手も特技としており、実際に空手をする佐野の様子がInstagramにあがった際は、ファンからも「かっこよすぎる!」と絶賛の嵐だった。
また、同じ事務所の先輩である山田孝之を目標としている佐野は、役作りにも努力を欠かさず、引きこもりの高校生役として出演した映画『ミックス。』のためには、1カ月半で7㎏も減量したという。『青夏』では、「かっこいい姿を映さなきゃと思って、筋トレをしています」と体づくりに励み、バイクに乗るシーンのためだけにバイクの免許を取得した。
これまで様々なキャラクターを演じてきた佐野だが、実は“イケメン”とされるキャラクターを演じるのは今回が初。演じた吟蔵は実家の酒屋のオシャレなショップカードをデザインするといったクリエイティブな一面も持ち「今回はぼくの中でも挑戦的な役だった」と振り返った。