プジョー・シトロエン・ジャポンは7月17日、DSオートモビルズのフラッグシップであり初のSUVとなる「DS 7 CROSSBACK」を発表し、全国のDS STORE、DS SALON、DS URBAN TOKYOにて販売を開始した。

  • フレンチラグジュアリーカーの復活を謳うフラッグシップSUV「DS 7 CROSSBACK」

フランスならではのデザイン性と装飾技法を取り入れた独創的な内外装に、先進のテクノロジーを融合させた同車両。スタイリング、ドライビング、そして先進運転支援機能や各種装備において新たな価値と体験を提案し、パリ発信のラグジュアリーブランドとしての矜持を自動車に持ち込んだフラッグシップモデルとなっている。

  • フロントフェンダーは、大径20インチホイールを包む力強い面を構成

フロントセクションは、ブランドを象徴するDSウィンググリルをより立体的にデザイン。そこからパヴェのセッティングが施された宝石のように輝くLEDヘッドライトユニットが左右に伸び、大胆かつ繊細な表情を形作るなど、フレンチラグジュアリーを五感で体現するデザインとなっている。

  • フロントフェンダーの盛り上がりはボディーサイドに彫刻的な陰影をつけつつウェストラインに繋がる

インテリアは、DSブランドのコンセプト"SPIRIT OF AVANT-GARDE"を具現化。オートクチュールを連想させるような細部にわたるパリらしいこだわりのあつらえと最新テクノロジーの融合による、フランスならではの新しいラグジュアリーを表現した。

パワートレインはディーゼルとガソリンの2種類からセレクト可能となっている。

  • デジタル化を押し進めたダッシュボード中央には、アナログクロックがエンジン始動とともに180度回転して現れる演出を加えた

  • パワートレインはディーゼルとガソリンの2種類を選択可能。トランスミッションは、PSAグループで初となる8速オートマチックEAT8を組み合わせている

  • パールトップステッチと呼ばれる、小さな真珠が並んだような繊細なステッチが施されている

芸術性とテクノロジーの融合を目指す同車両は、新時代のドライビングエクスペリエンスを提供すべく、運転支援、快適性、安全性などの領域でセグメントをリードする最新の運転支援テクノロジーを搭載。

前車が完全停止したのち3秒以内に再発進すればアクセル操作なしで追従する「DS コネクテッドパイロット」、路面状況をセンシングしサスペンションを制御する「DS アクティブスキャンサスペンション」、ドライバーに休憩を促す「DS ドライバーアテンションモニタリング」などを採用している。

価格は、「DS 7 CROSSBACK So Chic」が税込469万円など。

  • シンプルな美を実現すべく、パワーウィンドウスイッチ類はドアから排除し、センターコンソールに集中

  • サウンドシステムはフランスのハイエンドオーディオブランド、FOCAL社と提携し開発した専用品となる