養老鉄道は8月25・26日、「近鉄カラー車両」の編成による運転体験会を実施する。1966年に近鉄名古屋線の通勤車両1800系として新造され、1994年に養老線へ移籍したD14編成(614号車・514号車)を使用する。

  • マルーンの「近鉄カラー車両」D14編成(614号車・514号車)

D14編成は1980年代まで近鉄が使用していたマルーンの車体色が特徴。運転体験会は8月25・26日ともに西大垣駅隣接の大垣車庫にて12~16時に実施する。参加者は最初に電車の動くしくみや運転業務などに関する学科教習を受け、続いて指導運転士の下で約100mの区間を1人2回運転する。運転体験に使用する編成とは別の車両で、車内放送や扉開閉操作などの車掌業務も体験する。各種系統板を取り付けた車両(604号車・504号車)の撮影会も行う。

参加料金は、運転体験証明書・写真代・参加記念品込みで1人1万円。小学4年生以上・身長130cm以上で参加できる。定員は各日16名。養老鉄道公式サイトの専用フォームから申込みを行う。応募者多数の場合は抽選となり、8月13日までに当選者に通知される。