ARブランドを独立
PTCはこれまで、ARソリューションを「ThingWorx Studio」という名称で提供してきたが、提供を開始したこの2年ほどの間に、カスタマからのヒアリングや市場の動向調査などの結果、IoTの一環としてのARというよりも、ARはARとして活用するというニーズが強いことが判明。ARをThingWorxから切り離し、「Vuforiaブランド」と独立した新ブランドとして再構築した。
この結果、ThingWorx StudioはVuforia Studioへと変更されたほか、ブランドとしてはStudioのほか、ARアプリ開発プラットフォーム「Vuforia Engine」、ARコンテンツビューワ「Vuforia View」、リモートアシスタンス「Vuforia Chalk」の3製品も提供が開始されており、Vuforiaブランドとしては4製品での提供となっている。
なお、Vuforia Chalkは2018年6月よりビジネス版(エンタープライズ版)の正式サービスが開始されており、これを活用することで、誰がいつ、どの程度使ったのか、といった頻度や、容量を個別に把握することができるようになっており、運用管理を容易に行うことが可能な仕組みとなっている。