アトラシアンは7月17日、直属の上司に対する部下たちの評価に関する調査結果を発表した。調査期間は2018年6月11~15日、調査対象はITmediaビジネスオンライン読者、有効回答は725人。
4割が「上司に不満」
理想の上司の条件を尋ねたところ、「部下に対する指示・指導・ゴール設定が的確」が44.6%で最多。以下、「仕事に対する知識/スキルが豊富/高い」が34.5%、「部下や他社への責任転嫁を絶対にしない」が33.8%と続いた。
上司に対する満足度をみると、「満足(大いに満足+満足)」は39.5%、「不満(大いに不満+不満)」は37.7%と、ほぼ同率となったが、このうち「大いに不満」との回答は14.1%と、「大いに満足」(5.9%)の倍以上に上った。
部下に上司の満足度を聞くと、40代上司については「満足」が38.3%、「不満」が28.3%、50代上司については「満足」が33.4%、「不満」が41.2%と、世代により異なる結果となった。
上司を不満に思う理由は?
上司を不満に思う理由を質問すると、「部下に対する指示・指導・目標設定が曖昧」が49.8%でトップ。次いで 「チームを牽引する能力に欠けている」で35.2%、「仕事に関する知識・スキルが足りない/低い」が27.1%と続いた。
自分の能力・スキルをもっと発揮するために、直属の上司に最もして欲しいことは、1位「自分の役割やゴールを、自分の納得いく形で明確にする」(24.4%)、2位 「部署の誰もが自由に意見・アイディアを出し合える雰囲気を作る」(15.4%)、3位「自分の判断・能力を尊重・信頼する」(14.1%)となった。