KinKi Kidsの堂本光一が、15日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ボクらの時代』(毎週日曜7:00~7:30)で、仕事との向き合い方について語った。
この日は、7月27日から帝国劇場で上演される舞台『ナイツ・テイル -騎士物語-』で初共演を果たす堂本光一と井上芳雄、2人を尊敬する女優・神田沙也加の3人での鼎談が繰り広げられた。
その中でコンプレックスの話題になり、堂本は「コンプレックスだらけですよ。“だらけ”で生きてきた。だって、本当に何もないもん、俺」と苦笑。井上の「自分の売り……あると思うけど、ないと思ってるからこそ『SHOCK』もどんどんグレードアップして。きついことを自分に課しているわけじゃない? どこまでドMなんだろうというくらい」に、神田も「本当にそうです」と同調した。
堂本は「ドMは認識してるけど」と笑い、「それこそ帝劇に初めて立たせてもらった時なんかも、やっぱり帝劇はすごく神聖な場所であって本当にすばらしい作品をずっとやってきた劇場。そこに当時最年少座長で『SHOCK』の初演をやらせてもらった時、やっぱりいろんなご批判の声もいただいた」と回顧。
さらに「だけどね」と続け、「それが逆に燃える。ドMとしては」と原動力になっていることを明かし、「(井上との初共演も)覚悟だから。自分にとってもすごくチャレンジングで、またご批判をいただくだろうだろうなという環境に身を置けるのは、逆にワクワクしちゃう」と満面の笑み。井上は堂本の話を聞きながら、「すごい。無敵だ」「かっこいい……光一かっこいいなって思った」と感心した。
今ではこうした逆境と向き合えるようになった堂本だが、「自分のウィークポイントは隠したかったし、隠そうと思っていた」と過去の自分を思い返す。「それを隠そうとしていた時、言われたことに対しては『それ違うんじゃないかな』という意見になってしまう。それってすごくつまんないじゃん?」と問い掛け、「『ま、いっか。やってみよう』とできるようになった時、いろいろ発見ができて楽しめるようになった」と自身の変化を語っていた。