JALと東京大学生産技術研究所は今秋、「飛行機ワークショップ2018 ~機体の内部を診てみよう~」を開催する。中高生を対象に1日目はJAL羽田機体整備工場において実際の機体や点検作業を見学し、2日目は東京大学駒場リサーチキャンパスで実験や講義を行うほか、参加者同士の親睦を深める交流会を実施する。
このワークショップはJALと東大生研 次世代育成オフィスが連携し、お互いのリソースを活用して次世代を担う人材を育成することを目的として開催するもの。JALと東大生研はこの飛行機ワークショップを通じ、次世代を担う若い中高校生が航空の分野に興味を持ち、これからの航空技術の発展に貢献する人材の育成を目指している。
「飛行機ワークショップ2018 ~機体の内部を診てみよう~」は2日間連続のプログラムであり、どちらか片方のみの参加は不可となる。開催日時は、中学生クラスは1日目10月20日15:00~18:00/2日目10月21日9:00~13:00、高校生クラスは1日目11月3日15:00~18:00/2日目11月4日9:00~13:00を予定している。
1日目は自己紹介とJALの概要を説明後、グループワークを実施し、機体整備工場で実際の機体を見学する。2日目は1日目のおさらいの後、機体の構造を構成する材料とその検査技術について実験を行う。また修了式&交流会も行う。
開催場所は1日目JAL羽田機体整備工場(東京都大田区)/2日目東京大学生産技術研究所 駒場リサーチキャンパス(東京都目黒区)となる。参加費は無料(会場までの往復交通費は参加者負担)。募集人数は中学生クラス32人/高校生クラス32人(高等専門学校1年生~3年生含む)。
応募は、氏名(ふりがな)/生年月日/学校名/学年/性別/郵便番号/住所/電話番号/課題作文(00文字以内、テーマは「飛行機をもっと『安全・安心』にするためのあなたの考えを自由に作文してください」)を記載の上、郵送またはメールで受け付ける。書式は自由であり、手書きも可。メールで応募する場合は、件名に「飛行機ワークショップへの応募」と明記の上、ファイルなどの添付はせず全ての項目をメール本文に記載する。
応募締め切りは、中学生クラスは9月21日まで/高校生クラスは9月25日までとなる(郵送は当日消印有効)。定員を上回る応募があった場合は作文による選考を実施する。選考の結果は、中学生クラスは9月26日まで、高校生クラスは10月5日までに文書にて知らせ、参加者には参加証を発送する。ワークショップの注意事項および応募方法はオフィシャルサイトを参照。