フジテレビ系朝の情報番組『めざましテレビ』(毎週月~金曜4:55~)の25周年として実施される「日本つながるプロジェクト」のオープニングセレモニーが15日、沖縄で行われ、1年をかけて実施する“たすきリレー”がスタートした。

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    国際通りを走るももいろクローバーZの百田夏菜子(手前中央)と、(後方左から)佐々木彩夏、玉井詩織=フジテレビ提供

これは、東京1964オリンピック聖火リレーのルートの主要な場所を走るもので、走者は、各地のキラビトたち(=秀でた才能を持ったキラキラ輝いている人)、『めざましテレビ』の出演者、そして、企画に賛同した著名人という面々。

那覇市国際通りの「てんぶす那覇ポケットパーク(通称:てんぶす前広場)」で行われたオープニングセレモニーには、ももいろクローバーZ、たこやきレインボー、沖縄出身のシンガーソングライター・成底ゆう子さん、三宅正治アナ、永島優美アナ、城間幹子那覇市長が参加した。

そして、炎天下の中スタートした、たすきリレーの第1走者は、「日本つながるプロジェクト」応援ソング第1弾に決まった、ももいろクローバーZの百田夏菜子。スタート直前、東京1964オリンピックの聖火リレーで第1走者を務めた宮城勇さん(76)に当時の話を聞いて、あらためて、たすきリレー第1走者の重責を感じた様子だった。

走り終えた百田は「第一走者として、国際通りの真ん中を走ることができ、今まで見たことがない光景でした。1964年東京オリンピックで実際に第一走者として走った宮城さんに、今回は私がたすきをつなぐ重役で、お客さんやメンバー、出演者の皆さんの思いがたすきに詰まっているのを感じました。その思いをしっかり宮城さんにつなぐことができたと思います」と充実の感想を語った。

その宮城さんは、今回のたすきリレーに第2走者として参加。伴走のももクロ・玉井詩織、佐々木彩夏とともに、集まった沿道の人たちに笑顔で応え、猛暑の沖縄を熱く走りぬけた。続く第3走者の永島アナも、沿道に集まった人たちに笑顔で手を振りながら爽快に走りきり、その後は、紅いもタルトの生みの親、コマまわしの達人、そろばん日本一の少女など、沖縄で活躍するたちが、たすきをつないでいった。

宮城さんは「1964年当時も今日みたいな晴天の日で、非常に炎天下の中、トーチを持って走ったのを鮮明に思い起こすことができました」、永島アナは「沖縄の沿道の方たちが皆さん優しいかったです。大きな声援を送っていただき、大きな力をいただきました。沖縄の地でたすきをつなぐことができ、大変うれしかったです」と感想を述べた。

このオープニングセレモニー、たすきリレーの様子、そして「日本つながるプロジェクト」の今後の予定や全貌については、26日の番組内で詳細を伝える。

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(C)フジテレビ