お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志が、15日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00~11:15)で、甚大な被害をもたらしている西日本豪雨について語った。

松本人志

松本人志

松本は「対岸の火事とか明日は我が身とかいう次元じゃない。我々も絶対にどこかに知り合いいますし」と深刻に受け止め、「このことに関してクーラーの効いたスタジオで俺が何を言っても無力やなって思うんですよね」と吐露。「落ち着いたところで粛々とまた何か考えたい」と何かしらの形で支援することを誓った。

570万人のフォロワーをかかえる松本のもとには、災害関連情報のリツイートを求める声も届いているそうだが、「それが本当なのかどうなのか。嘘ではないにせよ間違った情報の可能性もあるし、それを調べるすべも僕にはないので。申し訳ないですけど、無視するしかない。逆に混乱しちゃうので」と慎重な姿勢を示している。

一方、社会学者・古市憲寿氏は、「大事なのは半年後とか、1年後。去年の福岡の水害でさえ、まだ復旧は終わってない。ボランティアは半年ぐらい経つと減ってしまう。この後もいかに興味持ってもらえるかをマスコミはやるべき」とコメント。

同番組にレギュラー出演中の犬塚浩弁護士は岡山・倉敷市の出身で、「倉敷で台風ではない時にこれだけの災害が起きるという意識を持てなかった」「数々の台風が来ましたがほとんど水害は起きなかった。災害の意識をこれからあらためていかなければいけないと思いました」と語っていた。