お笑いコンビ・イワイガワの岩井ジョニ男が、14日に放送されたBS朝日の番組『極上空間』(毎週土曜22:59~)に出演し、タモリの付き人になった当時のエピソードを明かした。
1995年からタモリの付き人になったジョニ男。弟子入りしようと、タモリの家を訪ねると、「ピンポン鳴らして『弟子にしてください』っていうのが始まりだったんですね。始めは断られて、1カ月くらい通いましたかね。そしたら、タモリさんが『明日来い』って言って」と、弟子入りを許可されたと思ったという。
当時付き合っていた現在の妻に「明日弟子になるぞ俺は」と豪語したそうだが、翌日にタモリの家に入ると、「この世界はフィーリングで君に教えることできなから、もう二度と来ないでくれ」と、近所迷惑だからと断られてしまったそう。
その説得に、ジョニ男は落ち込んだというが、「家に帰って考えたら、『この世界はフィーリングだって、タモリさん良いこと言うな。もうちょっと話聞きたいな』と思って、また次の日行ったんです」と決意。玄関から出てきたタモリは、ジョニ男の姿を見て「あれ? 昨日言ったこと分かんなかったの?」と驚き、「膝から崩れ落ちてました」(ジョニ男)と、がく然としたそうだ。
そこからさらに19日間通い、計49日間通ったところで、タモリは根負けして運転手にしてくれたそう。番組でこの話を聞いた関根勤は「今までいろんな弟子入りしたエピソード聞いたことあるけど、49日は最長だな。しかも面と向かって断られているのに。頭おかしいね!」と感心していた。