小湊鐵道は9日、東京湾アクアライン経由で袖ケ浦駅・袖ケ浦バスターミナル~東京駅(鍛冶橋駐車場)間を結ぶ高速バス「東京ガウライナー」のダイヤ改正を行うと発表した。
今回のダイヤ改正では、平日17便、土休日12便へ増便となり、さらなる利便性の向上を図る。とくに平日は上り(袖ケ浦発)における6時台のバスの増便、下り(東京発)の17時以降のバスの増便により、通勤での利用もさらに便利になる。発着地の「鍛冶橋駐車場」は東京駅八重洲南口から徒歩5分の場所に位置し、銀座・有楽町方面のアクセスも良好。東京国際フォーラムを利用する際も複雑なルートを辿ることなく到着する。
千葉側の発着地である袖ケ浦駅北口では、神奈川・東京方面からの移住者も多く、現在も住宅の建設が続き、駅前には商業施設のオープンが予定されるなど、今後も活性化が見込まれている。袖ケ浦バスターミナル発着のアクアライン高速バスが増加する中、袖ケ浦駅を発着地とする「東京ガウライナー」は路線バスやJR内房線などの公共交通機関へ接続しており、自家用車での移動を要さないことも利点のひとつとなっている。
運賃は大人片道1,250円(小児630円)、交通系ICカードが利用できるほか、便利でお得な回数券(1万円 : 1,250円×10枚)も用意している。使用する車両にトイレやUSBコンセント(全席)を備えるなど、快適に利用できるように車内設備の充実に努めている。