22日(19:57~21:54)に放送されるフジテレビ系バラエティ特番『特捜!激撮!張り込みマネースコープ』では、転売目的の商品購入の列に人を並ばせる“並ばせ屋”の実態が明かされる。
この番組は、お金の匂いが漂うあらゆる現場をスタッフが取材し、世の中のお金にまつわる不思議、謎、疑問の真相を徹底解明していくというもの。まずは、Googleストリートビューで見つけた日本全国の豪邸へスタッフが張り込み、玄関から出てきた家主たちにアポなし突撃する。
登場するのは、田舎の豪邸に暮らす家主から、戦力外通告を受けて新たな職に就いている元プロ野球選手など。恋人の女性に喉頭がんと偽られ、700万円をだまし取られた男性の示談交渉現場にも張り込む。
そして、スタジオが衝撃を受けたのが、転売目的の商品購入の列に人を並ばせる仕事“並ばせ屋”の男性に張り込み取材したVTR。並ばせる人々のスカウトから、運命の抽選販売の日まで、計37日にわたって密着している。VTRでは、撮影スタッフが転売屋に挑発され一触即発の事態になる場面も。今や600億円規模にまで膨らむ転売ビジネスだが、並ばせ屋に支払われたギャラ価格に、スタジオも騒然となる。
一方で、並ばせ屋の男性はなぜ転売に加担しているのか、その切ない理由も判明。タカアンドトシのトシは「(転売ビジネスの)人間模様を見ていると、社会の何が悪いのか? どう改善したらいいのか? と考えさせられました」と振り返った。
スタジオには他にも、タカ、井森美幸、ホラン千秋、カンニング竹山が出演。進行の三田友梨佳アナウンサーは「今を生きる中でどんな風にお金を稼ぐか?という方々が登場して、それぞれにいろんな生活があることを考えると、お金の観点であらためて見つめ直した時間だったと思います」と、収録の感想を語っている。
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