JALは7月12日、JALマイレージバンク会員の特典航空券がより使いやすくなるよう、制度を一部変更することを発表した。10月4日からは国内線特典航空券の予約申込期限を搭乗日前日まで延長するほか、12月(予定)からは新サービスとして「JAL国際線特典航空券PLUS」を導入する。

  • 12月(予定)からは新サービスとして「JAL国際線特典航空券PLUS」を導入

    12月(予定)からは新サービスとして「JAL国際線特典航空券PLUS」を導入

国内線特典航空券の新規予約や予約変更は現在、出発4日前までとなっているが、10月4日からは出発前日まで可能。これにより、国際線・国内線ともに出発日前日まで予約ができるようになる(国際線は別途諸条件あり)。また、国内線ではこれまで通り、搭乗日当日に予約便より早い出発時刻の便に空席がある場合、チェックインカウンターにて変更手続きを受け付ける。

12月(予定)から始まる「JAL国際線特典航空券PLUS」は、従来のJAL国際線特典航空券ではキャンセル待ちになっていた場合でも、マイルを追加することで座席の確保が可能となるというもの。なお、ファーストクラスは対象外であり、エコノミー/プレミアムエコノミー/ビジネスクラスはPLUS導入に伴い、キャンセル待ちは不可となる。

  • 従来であればキャンセル待ちで確約できなかった座席が、「JAL国際線特典航空券PLUS」でマイルを追加することで、確実に座席を確保することができるようになる

JAL国際線特典航空券の基本マイル数に変更はなく、基本マイル数で予約できるケースに変更はない。なお、一部の路線においては、基本マイル数を従来より少なく設定するため、お得に利用できるようなる。また、PLUS導入に伴い予約変更が不可となる。変更する場合は、予約済みの特典航空券を取り消し・払い戻しの上、新たに希望の旅程で予約が必要になる。払戻手数料は税込3,100円となる。