JPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)は11日、米Adobe Systemsが現地時間10日に公開したFlash Playerの月例アップデートの適用を呼びかけた。このアップデートでは2件の脆弱性が修正された。脆弱性を悪用したコンテンツをユーザが開いた場合、リモート攻撃で任意のコードが実行されたり、情報を盗まれたりする恐れがある。

影響を受けるFlash Playerは、30.0.0.113以前のバージョン。自分が使用しているFlash Playerのバージョン確認は「ダウンロードセンター」などから行える。脆弱性を修正した最新バージョンは30.0.0.114。

  • 脆弱性の影響を受けるバージョン

アップデート後のバージョン

  • Adobe Flash Player Desktop Runtime 30.0.0.114(Windows、Mac、Linux)

  • Adobe Flash Player for Google Chrome 30.0.0.114(Windows、Mac、Linux、Chrome OS)

  • Adobe Flash Player Edge and IE 11 30.0.0.114(Windows 8.1 / 10)