俳優の吉沢亮主演の映画『あのコの、トリコ』(10月5日公開)の予告映像が11日に公開され、歌手のNissy(西島隆弘/AAA)が主題歌を務めることが明らかになった。
同作は、白石ユキによる同名コミックを実写映画化。メガネ男子の頼(吉沢)が、「将来スーパースターになる」と誓い合った幼なじみで人気モデルとなった雫(新木優子)、人気俳優になった昴(杉野遥亮)の高校に転入し、才能を開花させていく、三角関係ラブストーリーとなる。芸能界を舞台にしたラブストーリーに、若手の注目俳優陣が集まった。
吉沢本人がナレーションを務める予告映像では、地味で冴えない主人公・頼に扮し、新木演じるヒロイン・雫の夢を叶えるために献身的に尽くす吉沢の姿が。 頼が覚醒しメガネを外すシーン、原作の中でも圧倒的な人気を誇るという頼と雫のランジェリー広告撮影シーンも再現した。
さらに、頼と雫の水族館デートで頼がずぶぬれになる一幕や、目に涙を浮かべる雫のウエディングドレス姿、昴(杉野)が雫を抱きしめるシーンなど、頼、雫、昴3人のそれぞれの想いが溢れ出た映像に仕上がっている。
予告映像では、Nissyが作詞作曲を手がけた楽曲「トリコ」も解禁。プロデューサー陣からの「映画館から明るい気持ちで帰れるような曲を」というリクエストを受け、並々ならぬ気合いで制作に臨んだという。同曲は9月30日のリリースを予定している。
Nissyコメント
Nissyとして映画の主題歌のお話をいただいたのは初めてだったので、とても嬉しかったです。
脚本とコミックを読ませていただいて、男の子2人よりも雫ちゃんの気持ちが描かれていることも多かったので、2人の感情をいい意味でも振り回したり、ドキドキさせたり、といったストーリーにそった歌詞を作ってみるのも面白いと思いました。
3人の友情や恋愛を、音楽としてのストーリー展開に構成できたら『あのコの、トリコ。』の違った面白さが増すのかなと思います。
今まで、今回の『あのコの、トリコ。』のような三角関係のラブソングを書いたことがなかったのですが、原作を読ませて頂いて「くっつく の? くっつかないの?」とドキドキさせられたり、両極端な男性像が描かれたりしているなと感じて、ただ観ている女性の方は、両方とも理想の男性像なんだろうなと思いました。それをどのように歌にのせたら、ちょっと恥ずかしくなってしまいそうな部分も表現できるかなと考え、例えば、じっとしているより動いたほうが恥ずかしさが紛れるのかなと考え振り付けに取り入れたりして、「ドキドキするハッピーソングを!」と思って作らせていただきました。
ぜひ、映画を観てその後に流れるこの曲でも、HAPPYになっていただけたらなと思います。
C)2018 白石ユキ・小学館/「あのコの、トリコ。」製作委員会