俳優の山田裕貴が9日、都内で行われた吉岡里帆主演のカンテレ・フジテレビ系ドラマ『健康で文化的な最低限度の生活』(7月17日スタート、毎週火曜21:00～ ※初回20分拡大)の制作発表に、吉岡、井浦新、川栄李奈、田中圭、遠藤憲一と共に出席し、「“心イケメン俳優”で売っていきたい」と宣言した。
山田裕貴
柏木ハルコ氏の同名コミックが原作の同ドラマは、安定を求めて公務員となった義経えみる(吉岡)が、生活保護受給者を支援するケースワーカーとなり、人生につまずいた人々に寄り添い、希望の光を見出す道筋を作っていくヒューマンお仕事ドラマ。山田は、主人公・えみると同期で、イケメンでマザコンの新人ケースワーカー・七条竜一を演じる。
山田は「生きるって大変だなと思っていた時期があって。生きていたいだけなのにこんなにお金かかるんだと思って」と打ち明け、その頃に原作を読んで「小さな幸せを見過ごしていたな。友達や家族とご飯一緒に食べているだけで幸せなんだな」と気付いたという。そして、「そういう小さな幸せを気付かせてくれるドラマだと思うのでぜひたくさんの人に見てほしいですし、ケースワーカーという職業に目を向けてもらえるのはすごくいいことだなと思っています」と熱く語ると、井浦の拍手をきっかけに会場から大きな拍手が起こった。
また、「イケメンって言っていただいているのがありがたい」と話すと、吉岡から「誰も言ってない」とイジられると、「(役柄が)そういう設定で」と説明。そして、「でも、イケメン俳優ってすごくいっぱい数がいるじゃないですか。面だけじゃ勝負していちゃいけないと思うんです。僕は“心イケメン俳優”で売っていきたいと思います」と宣言した。
登場時に両手を広げた謎のポーズを披露するなど、ムードメーカーとして盛り上げていた山田。共演者の中で“頼れる人”をそれぞれ答えた場面では、川栄から「山田くんです。いつも変なことしたり笑わせてくれるんですけど、『家帰って疲れた、とかならないの?』って聞いたら『一切ならない』って言っていたのを聞いて、すごいなと。毎日現場で明るく、お芝居中も『こうした方が良くない?』とか言ってくれたり、すごい頼れるなと思います」と褒められ、「ありがとう。うれしいです」と感激し、「でも、家で疲れている時も全然あります。ちゃんと人間」と訂正して笑いを誘った。
また、フォトセッション時も報道陣からの「笑顔で」というリクエストに全力で答え、謎のポーズも再び披露。サービス精神旺盛に会見を盛り上げた。
