映画『ドラゴンボール超(スーパー)ブロリー』

2018年12月14日より公開される劇場版『ドラゴンボール』の正式タイトルが、映画『ドラゴンボール超(スーパー)ブロリー』に決定し、原作者・鳥山明氏からのコメントも到着した。

『ドラゴンボール超(スーパー)ブロリー』は、劇場版『ドラゴンボール』の記念すべき20作品目。正式タイトル決定に先んじて公開されたティザー映像やポスターでは主人公・孫悟空と戦う何者かの姿が……、その姿はサイヤ人……? といった内容で、原作者の鳥山明氏も「とっておきの強敵」とコメントを残し、話題を呼んだ

そして、明らかとなったその強敵は"伝説の超サイヤ人"ブロリー。かつて『燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦』(1993年公開)、『危険なふたり!超戦士はねむれない』(94年公開)、『超戦士撃破!!勝つのはオレだ』(バイオブロリーとして登場/94年公開)と、劇場版『ドラゴンボール』で唯一、3作品にわたって敵キャラクターとして登場したブロリーが復活する。

今回、解禁されたポスタービジュアルには、超サイヤ人ブルーとなった悟空、ベジータの背後にブロリーの姿が描かれている。キャッチコピーの「最大の敵、サイヤ人。」からも伺えるように、本作はサイヤ人の物語となっている。"地球育ちのサイヤ人・悟空"、"サイヤ人の王子・ベジータ"、"伝説の超サイヤ人・ブロリー"と、それぞれ違う運命をたどってきた3人のサイヤ人がどのように出会うのかを描いているとのこと。

▼以下、原作者・鳥山明氏からのコメント

みなさん、ブロリーって知っていますか?

昔のアニメ映画にだけ登場した、とんでもなく強いサイヤ人でデザインだけは僕が描いたらしいのですが、当時、アニメにはほとんどノータッチでしたので内容はすっかり忘れていました。

そのブロリーですが、いまだに日本だけでなく海外でも大人気だそうで、そんなことから「今度の映画はブロリーにしません?」と担当さんから提案されました。

当時の映画を観させてもらって、アレンジ次第では、かなりおもしろくなりそうだと感じ、さっそく『ドラゴンボール超』のシリーズに組み込んで話を作ってみました。

ブロリーファンをガッカリさせないように昔のイメージを意識しつつ、新しい一面も加えてリニューアルし、より魅力的なブロリーになったと思っています。

もちろん、すさまじい闘いを見せるだけではなく、悟空、ベジータ、ブロリーの3人がどのような運命をたどって出会うことになるのか、そしてそこに大きく関係してくるフリーザ軍とサイヤ人の歴史も描いており、とてもスケールの大きな、そしてドラマチックな内容になっています。

あの最強のサイヤ人、ブロリー登場!
他にもまだまだファンの皆さんが喜ぶ内容をいっぱい盛り込んでいますので 期待して、完成までもうしばらく待っててちょ!!

(C)バードスタジオ/集英社 (C)「2018ドラゴンボール超」製作委員会