銀聯国際は7月10日、「海外旅行での支払いに関する調査」の結果を発表した。調査時期は2018年3月、有効回答は20~40代の個人600人。
8割以上が「カードの方が得」
海外旅行時の支払いで、カードと現金ではどちらが得だと思うか尋ねると、8割以上が「カードの方が得だと思う」と回答。他方、支払いについては、「現金派」が65.5%、カードと現金を使い分ける「両刀派」が83.0%となり、カードが得だと思っていながら現金で支払っている人が過半数を占めた。
カードと現金の使い分けの比率を聞くと、「5:5」が最多で、次は「0(カード):10(現金)」の現金派が多かった。
カードまたは現金をメインに使う理由を問うと、カード派は「余分な現金を持ち歩かなくてもよくなるから」、現金派は「どこでも支払いができる」がそれぞれ1位。反対にカードまたは現金をメインに使わない理由としては、カード派は「手持ちの金額を意識しながら買い物しないといけないから」、現金派は「紛失する・盗難されると大変だから」がそれぞれ1位となった。
海外旅行に行く際、損だと思いながら両替をしている人は全体の約9割。1回の旅行で手数料として支払っている金額は平均1,461円となった。
1回の海外旅行で使う金額は平均15万1,600円。使い道については、1位「食事」、2位「宿・ホテル」、3位「お土産」との順に。また海外旅行先でお得に行けると思えるエリアは、カード派・現金派ともに「アジア」が首位となった。