ローソンは7月10日、ブリースコーポレーションが提供する収納代行サービス「PAYSLE(ペイスル)」の取扱いを全国のローソン店舗で開始する。
同サービスは、公共料金や通信販売の代金の支払いの際に用いる払込票に記載されたバーコードを、スマートフォンの画面上に表示し、コンビニエンスストアの店頭レジで決済するもの。
従来、ローソン店舗での支払いには、請求事業者が発行する払込票や店頭マルチメディア端末「Loppi」で発行した払込票の提示が必要だった。今回のサービス開始により、あらかじめスマートフォンにインストールしている「PAYSLE」に表示される電子バーコードをPOSレジで提示し、スキャナーで読み取ることで現金支払いが可能となる。
請求事業者には払込票発行・発送コストの削減、店舗には収納票の管理不要によるオペレーションの簡素化といったメリットがある。また払込票のペーパーレス化は、払込票の印刷・発送、廃棄に関わる環境負荷の抑制が期待できるという。
同社は今後も、IT技術を活用した顧客の利便性向上と店舗オペレーションの生産性向上を目指していくとしている。