俳優の中川大志が主演を務めるドラマ『覚悟はいいかそこの女子。』(MBS 毎週日曜24:50/TBS 毎週火曜25:28)の第4話に、俳優の中尾暢樹と女優の大沢ひかるが出演することがこのほど、明らかになった。また、中川と中尾のキスシーンの場面写真も公開された。
原作は、集英社発行の少女漫画誌『マーガレット』にて2014年より連載された椎葉ナナによる同名漫画。ドラマは映画の前日譚を全5話で描く。主人公の古谷斗和は、幼い頃から女子に囲まれてきたイケメンの“愛され男子”。女性からチヤホヤされ、自分はモテると思い込んでいる斗和だが、実は付き合った経験ゼロ、自覚ナシの非リア充男子だった。学校では、新見律、澤田惟智也、久瀬龍生ら同級生たちとバカ騒ぎをしながら過ごす日々。そんな恋愛に縁遠い“ヘタレ男子”たちが、ひょんなことから学校中の様々な恋愛模様に巻き込まれ、悶絶する日々を描いていくという痛快青春コメディだ。
主人公・古谷斗和役に中川大志、新見律役に伊藤健太郎、澤田惟智也役に甲斐翔真、久瀬龍生役に若林時英、そしてドラマ版ヒロインに恒松祐里と、若手注目株がメインキャストとして顔をそろえる中、このたび4話ゲストに中尾暢樹と大沢ひかるが決定した。
中尾は、彼女をうまく愛せない自分と、斗和に惹かれていく自分に戸惑う映画部部長の真面目男子・中垣内賢治を演じる。また大沢ひかるは、中尾演じる彼氏の賢治の愛情が自分に向けられていないのではないかと悩み葛藤する彼女・宮橋茜の役で登場。中尾は、さじ加減の難しい今回の役柄に対し「素敵な経験をさせてもらった」と語り、中川とのキスシーンについて「男同士でもこんなに綺麗な画になるんだと僕自身驚く仕上がりになりました」と手応え。大沢は「いろんな意味でドキドキしながら演じることができた」と話した。
斗和らヘタレ男子達のボーイズポップな痛快青春コメディの持ち味はそのままに、セクシュアリティーに悩む男子高校生とその彼女の葛藤を描いた第4話は、同ドラマでも異色の回。部長の賢治たっての希望で映画に出演する事になった斗和たちだったが、なぜか浮かない顔の賢治。実は彼女との事で思い悩んでいたのだ。そんな中、斗和と2人で撮影に行った時、賢治が突然、斗和にキス!? 一方、律の恋もますます加速。バンドメンバーが足りなくなった小雨が、律に参加して欲しいと頼みに来て……!? 第4話は、MBS 7月15日25:20~、TBS 7月17日25:30~放送。
■中尾暢樹コメント
台本を読んだときに、これは賢治が「男の子が好きなんだ」ということに気づく過程を描いた話で、他に比べてシリアスな場面が多い回だと感じました。賢治は少し闇を抱えている学生ですが、少女漫画原作でありながら人生ってこういうものだなと思えるような結末が用意されていて、深いキャラクターだと思います。賢治という役に出会えて、今回とても素敵な経験をさせてもらいました。
中川さんとのキスシーンでは、どんな風にほっぺにキスをすると画的に綺麗に映るのか悩みましたが、監督のアドバイスやスタッフさんたちの力を借りて、男同士でもこんなに綺麗な画になるんだと僕自身驚く仕上がりになりました。実はあのキスの中にはいろんな想いが隠れていて、賢治として、あのシーンが用意されていてよかったなと思います。ぜひ楽しんでご覧ください!
■大沢ひかるコメント
中尾さん演じる中垣賢治の彼女役、宮橋茜として出演させていただきました。高校の映画部で自主制作映画の撮影中にあることが原因で、賢治に不満をぶつけたり、周囲の友人に「賢治を好きなのは自分だけかも」と悩みを相談したり、もやもやした恋心を抱いている、いまどき女子高生を演じました。
しかも最後はあっと驚く意外な展開に! どのような展開になるか是非、ご覧いただきたいと思います。私の中では、いろんな意味でドキドキしながら演じることが出来たのが印象的です。“好き”の気持ちが複雑に交差する中で、どんな結末になるか是非お楽しみにください!!
(C)2018ドラマ「覚悟はいいかそこの女子。」製作委員会