お笑いコンビの千鳥が、きょう9日(22:30~23:24)に放送されるカンテレ・フジテレビ系バラエティ番組『世界の村のどエライさん』で、満を持してロケ企画に挑む。

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    千鳥の大悟(左)とノブ=カンテレ提供

これまで国内外の珍しい地域で芸能人やディレクターが、そこで暮らす「どエライ」人たちを紹介してきた同番組だが、今回はMCの千鳥によるロケ企画「奥様 千鳥貸します!」を実施。不便な田舎に住む“どエライ奥様”のお手伝いをしながら町を散策していくという内容だ。

ノブは「スケジュールが合えば、皆さんみたいに海外に行きたかったんですけど…」、大悟は「でも海外に負けないくらい珍しいところに行ったよな」と語っていたが、向かった先は、山梨県早川町。日本一人口が少ない町で、バスは1日4便、最寄りの病院までは車で30分など不便な地域だ。ノブは「これが撮れ高の鬼よ」と息巻くが、「全員ゾンビにでも食われたんか!」とツッコむほど、平日の昼間の町では全く人に出会えない事態となる。

しかし、ここから“ロケの達人”の本領発揮。 農家の奥様の農作業から、世界最古としてギネスブックにも認定された施設での危険を伴う掃除、町の中学校では生徒たちを前に漫才の出前授業などで人々を笑顔にしていく。さらに、2人は町に一軒だけある寿司屋を発見。日本を代表する名優がひいきにしていた店の大将が山奥にある早川町で寿司屋を営む背景には、千鳥も驚くどエライ奇跡の物語があった。

今回のロケを、ノブは「スタッフさんが『千鳥が満を持して初ロケです』なんて言ってくれてたけど、開始から1時間は誰にも会えずに、お蔵入りになるんちゃうかと思いました(笑)」と振り返り、大悟は「人に出会えるまではしょうがないから、2人でやってたんですよ(笑)」と苦笑い。さらにノブは「もともとはこんなフリースタイルのロケが多かったんで、懐かしかったです。そういう意味では、ゲストの麒麟・川島さんも言っておられましたけど、『いろはに千鳥』(テレビ埼玉)ファンも見てほしいです(笑)」と呼びかけた。

この日の放送では他にも、スペインのバルセロナで、「今スゴイと言われる日本人は誰なのか?」を徹底調査。有名スポーツ選手やサグラダファミリアの主任彫刻家・外尾悦郎氏など、日本人にもわかる名前が挙がる中、彼らを抑えて5位になったのは「太い筆で絵や文字を書くアーティスト」だった。

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