「新しい地図」を立ち上げた元SMAPの稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾が8日、東京・日本財団パラアリーナで行われたパラスポーツ応援チャリティーソング「雨あがりのステップ」寄付贈呈式に出席。国際パラリンピック委員会(IPC)会長のアンドリュー・パーソンズ氏から、「東京2020パラリンピック競技大会に向けての国際パラリンピック委員会特別親善大使」のサプライズオファーを受け、香取が代表して「はい」と快諾した。
親善大使としての意気込みを聞かれ、香取は「今の思いと変わらず、このまま突き進みたいと思います」と語り、草なぎは「本当に光栄なことですし、僕らができることというか、盛り上げていきたいですし、頑張りたいです」とコメント。稲垣は「2人と気持ちは一緒。パラリンピック、パラスポーツの選手たちに逆に力をいただいたりっていうのが一番でもあるので、僕らができることを頑張りたいなと。大使というのは本当に光栄なことなので僕らもまだ驚いているんですけど、自分たちにできることを全力でさせていただいて、さらなる今後のパラリンピックの発展と普及を目指して、3人で心を1つにして頑張りたい」と誓った。
日本財団パラリンピックサポートセンター(パラサポ)のスペシャルサポーターを務める3人は、今年3月に開催された「パラ駅伝 in TOKYO 2018」でパラスポーツ応援チャリティーソング「雨あがりのステップ」を披露し、期間限定チャリティーとして配信リリース。3月19日~6月30日のチャリティー期間中に9万9,594ダウンロードされ、寄付金額は2,300万6,214円となった。寄付金はパラサポを通じてパラスポーツの支援にあてられる。
3人はそれぞれ、同楽曲に関わった人たちに感謝。稲垣は「『雨あがりのステップ』がパラスポーツの支援に少しでも力になれればうれしいなと思います。そして全国のたくさんみなさまにご支援いただき、ありがとうございます」、草なぎは「たくさんの方の支援のおかげでたくさんのお金が集まりました。これによって未来の選手や、パラスポーツにとても大きな影響が及ぶということで、僕らの歌をダウンロードしてくださったみなさんに心から感謝しています。これからもこの歌を大切に一生懸命みなさんに届けて歌っていきたい」、香取は「今回のチャリティーは、たくさんの方に賛同していただいて成立したこと。販売開始に向けて協力してくださった方々に感謝しています。そして何よりも、買っていただいたみなさまのおかげで寄付金が集まりました。ありがとうございます」と語った。