広島電鉄と広島バスは14日から、広島港エリアと西風新都エリアを直結する新規路線バス「西風みなとライン」の社会実験運行を開始する。
「西風みなとライン」は、広島港宇品旅客ターミナル前に停車し、江田島・松山方面の高速船・フェリーからの乗継ぎが便利に。広島港エリアと西風新都エリアを広島高速3号線・草津沼田道路経由で直結する。広島港エリアから乗継ぎなしでアルパーク、ジアウトレット 広島、免許センターへ行くことも可能。アルパークではJR山陽本線(新井口駅)や広電宮島線(商工センター入口駅)へ乗り継ぐことができる。
「西風みなとライン」の愛称は「西風新都エリアと広島港エリアを直結する」ことがイメージできるとして命名された。ロゴマークは「エキまちループ」と同じコンセプトで作成され、「西風みなとライン」を運行するバス車両やバス停標識等に展開していく。
運行期間は2018年7月14日から2019年3月31日までの土曜日・日曜日・祝日およびお盆・年末年始期間とされ、8~19時台に計30便を運行。広島港桟橋から広島高速3号線経由でアルパークへ、さらに草津沼田道路を経由して「ジ アウトレット広島」および免許センターへ向かうルートとなる。
おもな区間の所要時間と運賃は、広島港桟橋~免許センター間が約40分で590円、広島港桟橋~「ジ アウトレット 広島」間が約35分で550円、広島港桟橋~アルパーク間が約20分で320円、アルパーク~免許センター間が約20分で350円、アルパーク~「ジ アウトレット 広島」間が約15分で300円となっている。