女優の広末涼子が、嵐・相葉雅紀主演のテレビ朝日系ドラマ『僕とシッポと神楽坂』(10月スタート、毎週金曜23:15~ ※一部地域除く)に出演することが7日、明らかになった。同局の連ドラ出演は、2011年10月期の『11人もいる!』以来、7年ぶりとなる。

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    相葉雅紀(左)と広末涼子=テレビ朝日提供

たらさわみち氏の同名漫画が原作の同作は、東京・神楽坂を舞台で開業する若き獣医師・コオ先生こと高円寺達也(相葉)と、動物や飼い主たちの心温まる交流を描くもの。広末は、達也に請われて「坂の上動物病院」で動物看護師として働くことになる加瀬トキワ役を演じる。

女手一つでひとり息子の大地を育てるトキワは、最新鋭の設備を備えた「ナルタウン動物病院」で動物看護師を務めていたが、ある事情から「坂の上動物病院」で働くことに。いつしか達也と固い信頼で結ばれる最高のパートナーになっていくが、トキワが抱える秘密が、2人の関係にも変化をもたらすことになる。

広末は「コオ先生は相葉さんのイメージにぴったりですよね! 気遣いさんで優しくて動物好き…相葉さんそのままのキャラクターだと思いました。一緒にお芝居をしていても、どこまでが相葉さんでどこからがコオ先生なのか、わからないくらい(笑)」と語る一方、「手術のシーンや命に真剣に向き合う場面などはまた違った男っぽい一面も出ていたりして、そのギャップには見ている方々もキュンキュンしてしまうのではないでしょうか!」と印象をコメント。

自身が演じるトキワは「すごく一生懸命で真っ直ぐで素直な人。とても魅力的な女性だし、共感できる部分も多いです。劇中のトキワは煮物が得意、なつもり、という役なのですが、インパクトの強いキャラクターなんです(笑)」だといい、「金曜の夜に大人から子どもまで、幅広い世代の方々に見ていただける作品です」と呼びかけた。

相葉は「トキワさんは、ちょっとワケありなお母さんなのですが、すごく素敵に演じていらっしゃいます。優しくて包み込むような部分もありつつ、気の強いところもあって…幅の広いお母さんで、素敵だなって思っています。コオ先生とトキワさんが、どんな関係になっていくのか、楽しみにしていただけたらと思います」と紹介。「このドラマの撮影現場は、作品の雰囲気そのままな空気に包まれていて、優しい気持ちになれる現場なんです。穏やかな方々ばっかりで、オン/オフなく撮影に臨めているような気がします」と、心境を語っている。

他にも、達也の幼なじみのライター・名倉雅彦役で大倉孝二、トキワに思いを寄せる田代真一役で村上淳、達也の家の近所にある赤城出世稲荷神社の神主役で矢柴俊博、達也の母・高円寺貴子役でかとうかず子、達也に神楽坂の病院を任せ、姿を消してしまう獣医師・徳丸善次郎役でイッセー尾形も出演する。