日産自動車は7月5日、「ノート e-POWER」に4WD(モーターアシスト方式)を追加するとともに「ノート」の仕様を向上し、同日より全国一斉に発売した。
今回、「e-POWER」のグレードに、走行性能をさらに高めた4WD(モーターアシスト方式)を追加設定。「e-POWER」の走行性能はそのままに、全輪モーター駆動による緻密なコントロールにより、凍結した急な登り坂や交差点での右左折時、タイヤへの抵抗が大きな深い雪道でも安定性が向上し、安心な走りを実現する。
また、4WDの追加に併せ、「e-POWER S」を除く全グレードに、アクセルペダルとブレーキペダルの踏み間違いによる衝突防止を支援する「踏み間違い衝突防止アシスト」を標準装備。ガソリン車でも「e-POWER」と同様、前方の歩行者検知が可能な仕様に機能を向上している。さらに、「e-POWER」の一部のグレードに採用していた「インテリジェント クルーズコントロール」と「インテリジェントLI(車線逸脱防止支援システム)」を、ガソリン車にも拡大採用した。
これら各種の先進安全技術の充実により、「ノート」は、経済産業省や国土交通省などが普及啓発をしている、安全運転サポート車「セーフティ・サポートカーS(サポカーS)」のワイドにも対応している。
さらに、ボディカラーに太陽の輝きを感じさせるサンライトイエローを新色として追加し、若々しくアクティブなイメージを表現。よりスポーティさを強調したスタイリッシュな「ブラックアロー」グレードには、同サンライトイエローのボディにスーパーブラックのルーフを組み合わせた2トーンカラーを新たに設定し、全22色の幅広いカラーバリエーションからの選択を可能とした。